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BMW米国スパータンバーグ工場、米国環境保護庁(EPA) 発表のグリーン電力発電上位20団体の第4位に入る
Mon May 02 11:42:00 CEST 2011 プレスリリース
米国サウスカロライナ州スパータンバーグ発 BMWノースアメリカ社は、2011年4月28日、米国環境保護庁(EPA)が評価する自社内でグリーン電力を発電している上位20企業・団体のうち同社スパータンバーグ工場が第4位にランクインしたことを発表した。同ランキングは太陽光、風力、バイオマスなど再生可能エネルギーについて電力会社との供給契約量をもとに分析調査され、四半期ごとにEPAより発表されるものである。今回、BMWスパータンバーグ工場は当社比過去最高位にランクインした。
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Masahiko Maeda
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Masahiko Maeda
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米国サウスカロライナ州スパータンバーグ発
BMWノースアメリカ社は、2011年4月28日、米国環境保護庁(EPA)が評価する自社内でグリーン電力を発電している上位20企業・団体のうち同社スパータンバーグ工場が第4位にランクインしたことを発表した。同ランキングは太陽光、風力、バイオマスなど再生可能エネルギーについて電力会社との供給契約量をもとに分析調査され、四半期ごとにEPAより発表されるものである。今回、BMWスパータンバーグ工場は当社比過去最高位にランクインした。
2010年、BMWスパータンバーグ工場は、施設内の埋め立て処分場に建設したガス・エネルギー・システムを通じて、6,200万キロワット/時のエネルギーを生成した。これは同工場で利用した電力全体の約37パーセントに相当し、トップ10団体の中では最高のグリーン電力利用率を誇る。今回の快挙は、従来の発電源を見直し、よりクリーンで再生可能な代替エネルギーによる発電を重視するBMWグループの取り組みが評価された結果である。
BMWスパータンバーグ工場長、ヨーゼフ・ケルシャーは次のように述べている。
「今回の上位ランクインは、埋め立て処分場におけるメタンガス・プログラムのようなサステイナブルな方法で再生可能エネルギーの利用を実践する、BMWグループの環境への真摯な取り組みを示すものです」。
BMWスパータンバーグ工場は2003年より、埋め立て処分場で発生するメタンガスを回収・浄化・圧縮するプログラムを本格的に始動し、工場が使用するエネルギー需要全体の50%以上をまかなっている。2009年にはさらなる生産能力と効率性の向上を目指し、1,200万ドルの追加投資をおこなった。この埋め立て処分場のガス・プログラムにより、CO2排出量は年間約9万2,000トン削減され、エネルギーコストについては年間約500万ドルの削減が可能となった。さらに最近では、ニューBMW X3を製造する、総面積120万平方フィート(約0.11平方キロメートル)の新規工場内における材料輸送を水素燃料電池運搬機で行うため、水素の貯蔵・配給設備を工場内の11 Megawatt Energy Center(メガワット・エナジー・センター)に増設したことを発表した。
EPA環境プログラム実行ディレクターであるエリザベス・クレイグ氏は次のように述べている。「再生可能エネルギーを活用するBMWスパータンバーグ工場は、環境性を重んじる企業のパイオニアです。BMWグループの取り組みは大気を保護し、クリーンな電力供給を実証しています」。
BMWグループはダウ・ジョーンズ・サステイナビリティ・インデックスで、世界で最もサステイナブルな自動車メーカーに選定された。2010年には自動車部門において6年連続でトップの座を保持した。
さらにEPA は、米国内におけるグリーン電力購入団体・企業の各リストも更新した。これは上位にランクインした各団体・企業の2011年4月6日までの自主的な年間グリーン電力購入、あるいは所有施設内でのグリーン電力利用を示すものである。
ランキングの詳細:http://www.epa.gov/greenpower/toplists/.
BMWスパータンバーグ工場について
BMWスパータンバーグ工場は、ドイツ・ミュンヘンに本社を置くBMW AGの子会社で、BMW X3、BMW X5、X6 をグローバル市場に向けて送り出す製造施設である。
この施設を有するBMWノースアメリカ社は、米国全土、カナダ及び南米において、販売、
マーケティング、ファイナンシャル・サービスを展開している。また、デザイン及び技術研究
施設はカリフォルニアに置かれている。
詳細情報:www.bmwusfactory.com