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世界初の電動セダンBMW i7 プロテクション、新型BMW 7シリーズ・プロテクションを発表
Wed Aug 09 00:01:00 CEST 2023 プレスリリース
新型BMW 7シリーズをベースに開発された2つのモデルは、卓越した水準の乗り心地と広々とした室内空間、極めて先進的な装備、そしてBMWブランドが誇るクラス最高の動力性能に、比類なきプロテクション・コンセプトを融合させることに成功した。完全電気駆動システムを搭載した世界初のプロテクション・セダンとして、BMW i7 プロテクション(複合モード電力消費率(WLTP):30.0 kWh/100 km、暫定値)は、正真正銘のパイオニアであるといえる。2つの強力な電気モーターで駆動するこのモデルは、新型BMW 7シリーズ プロテクション(複合モード燃料消費率(WLTP):15.6 l/100 km [18.1 mpg imp]、CO2 排出量:355 g/km、暫定値)の新内燃エンジンと同様に、VR9クラスのプロテクション要件のすべてを制限なく満たしている。
BMW、高級セダン・セグメントで新世代のプロテクション・ビークルを公開
新型BMW 7シリーズをベースに開発された2つのモデルは、卓越した水準の乗り心地と広々とした室内空間、極めて先進的な装備、そしてBMWブランドが誇るクラス最高の動力性能に、比類なきプロテクション・コンセプトを融合させることに成功した。完全電気駆動システムを搭載した世界初のプロテクション・セダンとして、BMW i7 プロテクション(複合モード電力消費率(WLTP):30.0 kWh/100 km、暫定値)は、正真正銘のパイオニアであるといえる。2つの強力な電気モーターで駆動するこのモデルは、新型BMW 7シリーズ プロテクション(複合モード燃料消費率(WLTP):15.6 l/100 km [18.1 mpg imp]、CO2 排出量:355 g/km、暫定値)の新内燃エンジンと同様に、VR9クラスのプロテクション要件のすべてを制限なく満たしている。
新型BMW i7 プロテクションおよびBMW 7シリーズ プロテクションの統合セキュリティ・コンセプトは、新型BMW 7シリーズ・レンジの開発に反映されている。アーマー・スチール製の車種別自立型ボディ構造で構成される、世界的に比類のない新しいBMWプロテクション・コアがベースとなる。その後、アンダーボディやルーフ用の追加装甲や、装甲ガラスなどの装備を組み合わせた。どちらのモデルもBMWグループのディンゴルフィング工場において、精巧な「クラフト・マニュファクチャリング」工程を経て製造される。この2つのプロテクション・ビークルは、ミュンヘンで開催される国際モーターショー「IAAモビリティ2023」で初披露され、特別プロテクションを要望されるお客様への納車は2023年12月に開始される。
新プロテクション・モデルは、銃器や爆発物による攻撃のリスクから個人を守るために、カスタマイズされたプロテクションを提供する。ドイツのVereinigung der Prüfstellen für Angriffshemmende Materialien und Konstruktionen(耐攻撃材料および構造物試験研究所協会、略称VPAM)の国際的に認められた公式試験基準に基づき、保護等級VR9に分類されている。この認証は、特に耐弾性については耐弾車ガイドライン第3版(VPAM BRV)、耐爆性については耐爆車ガイドライン(VPAM ERV第3版)およびPAS300に基づいている。2つのモデルのガラスは、民間防弾車両の最高クラスであるVPAM 10に相当する7. 62x54mmR弾の発砲による脅威からも保護する。新型BMW 7シリーズ プロテクションでは、オプションで定められたボディワーク・エリアにおいて部分的な拡張保護機能を提供し、VPAM 10レベルの銃弾に対して防御する。
欧州限定で提供されるBMW i7 プロテクションは、プロテクション・カテゴリーでは初となる電気駆動モデルであり、セキュリティ・レベル、ドライビング・ダイナミクス、乗り心地、室内の快適性という卓越した品質が、持続可能性を厳格に重視する姿勢と見事に調和できることを実証している。この発表により、BMWグループは、特別プロテクションを希望する顧客のローカル・エミッション・フリー・モビリティを実現するパイオニアとして、再び役割を果たす。BMWはIAAモビリティ2021で、BMW Concept iX5 HydrogenプロテクションVR6を発表した。このモデルは、水素を燃料とする燃料電池駆動システムを搭載したプロテクション車両として、世界初めて認証を取得した。BMWグループの卓越した開発技術を応用することで、この特殊な車両セグメントにおいても持続可能なソリューションを見出す当社の手腕を示す機会となった。
独自のBMWプロテクション・コアを採用した革新的なプロテクション・コンセプト
BMWの新プロテクション・セダンの革新的なプロテクション・コンセプトは、伝統的なノウハウと最先端技術の融合によって実現した。BMWは、プロテクション・ビークルの開発と生産において45年間の経験を積んでいる。現在適用されているプロテクション・コンセプトは、新型BMW 7シリーズの量産開発プロセスの一環として考案され、完成車両に後から装甲を施すよりもこれまで以上に大きなメリットがある。
これはBMWが、プロテクション・セダンのボディを支える構造全体を初めてアーマースチールで構成した、プロテクション・コアを独自に開発した成果である。三次元的に設計されたエレメントはすべて、非常に耐性の高い熱間成形鋼合金で作られている。BMWプロテクション・コアは、自立した保護セルを形成した後に、プロテクション仕様のドア、アンダーボディの装甲、安全ガラスと組み合わせられる。
2台のプロテクション・セダンのルーフとアンダーボディの両方に、特に爆発物に対して最大限の防御力を発揮するように設計された特殊装甲が使用されている。これは、例えばドローンによる爆撃や、手榴弾の爆発時に飛散する破片からも乗員を守ることを意味する。
また、BMW 7シリーズ プロテクションの標準セキュリティ装備リストには、セルフ・シーリング式燃料タンクも含まれ、銃弾が当たった場合も自ら容器を密封して、燃料の漏れを防ぐ機能を備える。
認証プロセスの一環として、特別プロテクション・エレメントは、厳しい手順を経て攻撃に対する抵抗能力を実証しなければならない。これに加え、独立した国家試験機関の専門家によって、車両に対する銃器および爆発物試験が実施される。BMWの新プロテクション・ビークルの包括的なコンセプトが提供する全方位的なプロテクションは、完成車両の正式な検査と認証によって最終承認される。
広々とした空間、軽量化、シャープな俊敏性と妥協のない乗員保護機能の両立
先駆的なBMWプロテクション・コアによって実現された構造的なプロテクション・コンセプトは、新型BMW i7 プロテクションおよびBMW 7シリーズ プロテクションに比類ない特性を与えている。外から見た場合、この2つのプロテクション・セダンは、M スポーツ・パッケージが装備された通常の7シリーズ・セダンと比べて、ディテールにわずかな違いがあるにすぎない。その姿は控えめで、ほとんど公道で目立つこともなく、保護が必要な人々にとってさらに安全を保障する要素となっている。
BMWプロテクション・コアの設計原則は、キャビン・スペースを拡大する効果もあった。完全統合されたプロテクション・コンセプトの導入によって、フロントとリヤの空間と座り心地は、従来のBMW 7シリーズ・セダンのものと比べて、主要基準のすべてにおいてほぼ同等である。
新型BMW i7 プロテクションおよびBMW 7シリーズ プロテクションに採用された革新的なプロテクション・コンセプトでは、先代モデルと比較して重量を最適化することにも成功した。軽量化は、積載能力の大幅な向上に加え、プロテクション・セダンの操作性にも非常に好ましい影響を与えた。最適化された重量は、ボディ剛性の向上(BMWプロテクション・コアのさらなる利点)と相まって、比類なき水準の俊敏性を実現している。その結果、極めて正確なハンドリング・コントロール、優れたコーナリング・ダイナミクス、卓越した加速性能と最高速度を発揮する。
BMW i7 プロテクション:傑出した安全性、ゼロ・テールパイプ・エミッション、妥協のない選択肢
BMW i7 プロテクションは、プロテクション・ビークル・セグメントにおける電気モビリティ体験を初めて実現した。そのため、特別な保護を必要とするお客様は、セキュリティや持続可能な駆動技術のいずれにおいても妥協することなく、車両を選ぶことが可能となった。
BMW i7 プロテクションに搭載されるローカル・エミッション・フリーのパワートレインは、フロント・アクスルとリヤのそれぞれに1基ずつ搭載された電気モーターで構成される。BMWで最もパワフルな電気駆動市販車モデル、BMW i7 M70 xDrive(複合モード電力消費率(WLTP):23.7 – 20.8 kWh/ 100 km)の駆動方式から採用されたコンポーネントを多数搭載しており、最高のパフォーマンスを提供する。2つの電気モーターを組み合わせることにより、複合モード最大出力は400 kW/544 ps、複合モード最大トルクは745 Nmを発揮する電動式全輪駆動システムが誕生した。
瞬時の電力供給、4輪すべてへの電力配分、パワートレインとシャーシ・システムの合理的なネットワークによって、卓越したトラクション、方向安定性、ダイナミックな性能が保証される。新型BMW i7 プロテクションは、静止状態から時速100 kmまで9.0秒で加速し、最高速度は電子制御により時速160 kmに制限されている。
BMW 7シリーズ プロテクション:揺るぎないプロテクション、優れたダイナミクス
新型プロテクション・セダンのガソリン・エンジン仕様には、ボンネットの下に最新世代のV8ユニットが搭載されている。BMWツインパワー・ターボ・テクノロジーには、電動ブローオフ・バルブと間接充電の空冷装置を備えたアップグレード版ターボ・チャージ・システムと、クロスバンク・エキゾースト・マニホールドが含まれる。新しい4.4リッター8気筒エンジンには、48Vマイルド・ハイブリッド技術を採用し、出力と効率を最適化する。
新型の駆動システムは、最高出力390 kW/530 ps、最大トルク750Nmを発揮する。BMW xDriveインテリジェント四輪駆動システムは、必要に応じて四輪すべてに駆動力を配分する。新型BMW 7シリーズ プロテクションは、優れたドライビング・ダイナミクスと、無類の効率性を兼ね備えている。0-100 km/h加速は6.6秒、最高速度は210 km/hに達する。
確実なパフォーマンスを実現するモデル専用シャーシ技術
新型BMW i7 プロテクションおよびBMW 7シリーズ プロテクションには、これらのモデル専用に改良およびチューニングされたシャーシ技術が採用され、特別なプロテクション機能によって増加する重量が考慮されている。これにより、いかなる状況下でも抜群のパフォーマンスが保証される。堅牢な基本構造と高性能なシャーシ・システムを導入したことにより、リア・コンパートメントの乗員も極めて高い水準の乗り心地を味わうことができる。さらにプロテクション・セダンは、攻撃から逃れるときなど荒々しい運転の最中でも、正確にコントロールできるハンドリングによってその威力を発揮する。
このセグメントで無類の存在:インテグレイテッド・アクティブ・ステアリング
新型BMW i7 プロテクションおよび新型BMW 7 シリーズ プロテクションは、このセグメントでは最初で唯一のプロテクション・ビークルとして、インテグレイテッド・アクティブ・ステアリング(前後輪統合制御ステアリング・システム)を装備している。この後輪操舵機能は、操縦時の回転半径を減少させるのみならず、高速コーナリング時の精度とダイナミック・レスポンスも向上させる。標準装備のインテグレイテッド・アクティブ・ステアリングのさらなる特長として、後席乗員が乗車した際の快適性の高さを挙げることができる。
20インチ ライト・アロイ・ホイールに専用PAXタイヤを装着
新型BMW i7 プロテクションおよび新型BMW 7 シリーズ・プロテクションには、20インチのライト・アロイ・ホイールが装着され、それぞれのセグメントにおいて際立った存在感を示すとともに、特に強力なブレーキ・システムの採用を実現させている。
スター・スポーク・デザインのモデル専用ライト・アロイ・ホイールには、ミシュランがプロテクション・セダン用に特別に開発したタイヤ(寸法:255-740 R510)が装着される。このタイヤは競合他社のものと比べて直径が大きく、空気量が非常に多いため、乗り心地が向上するとともに、接地面積の広さによってトラクションと走行の安定性が高まる。PAXタイヤは、ホイール・リムにランフラット・リングが装着されており、空気圧が完全に失われた状態でも時速80 kmまで走行を継続できる。
情報・警告機能付きドライバー支援システム
新型BMW i7 プロテクションおよび新型BMW 7シリーズ プロテクションは豊富なドライバー支援システムを搭載し、プロテクション・ビークルとしてふさわしいステータスを有している。この技術の機能は、情報や警告の提供を通じてプロの運転手をサポートすることに重点が置かれているが、積極的な介入によって車両がコントロールされることはない。
新型BMW 7シリーズ向けに開発された高度なセンサーと、ラグジュアリー・セダンに搭載されるすべてのカメラが、プロテクション車両にも搭載されている。これらは、あらゆる状況において、車両周辺の情報を正確かつ詳細に提供する。必要なデータや画像は、パーキング・アシスト・プラス・パッケージに含まれるパーキング・ビュー、パノラマ・ビュー、リモート3Dビュー、BMWドライブ・レコーダー機能などから提供される。また、前車接近警告機能、クロス・トラフィック・ウォーニング、車線逸脱警告システム、自動速度制限アシスト機能などの警告機能も搭載されている。
快適性を高める豊富な装備と専用ディテール
新型BMW i7 プロテクションおよび新型BMW 7シリーズ プロテクションでは、外気温が低い場合でも最適な視認性を確保するために、ウィンドスクリーンとサイド・ウィンドウの両方のフロント・セクションに電気ヒーター機能が標準装備される。モデル別の予熱機能もオプションで提供する。
オプション装備には後部座席の間に組み込まれたクーラーボックスもあり、車内に積んだ飲み物を冷却できる。正味容量は8リットルで、水筒2本とグラス2個を入れるのに十分なスペースであり、好みに応じて4度または10度に冷却が可能である。
また、標準装備のBowers & Wilkins ダイヤモンド・サラウンド・サウンド・システムが、最高品質のオーディオ体験を提供する。1,265Wのデジタル・アンプ、個別に調整可能なイコライザー、28個のスピーカーの組み合わせによって、すべての搭乗者に完全で均一なサウンドを届ける。このシステムでは、低音域を顕著な振動に変換するエキサイターも各座席に組み込んでいる。
ドアの開閉を電動でアシストする機能は標準装備であり、BMWモデルで初めて提供される非常に利便性の高い機能となっている。車のロックを解除した直後から使用することが可能で、装甲ドアの開閉に必要な力を軽減できる。また、乗員が乗り込んだ後に、ボタンひとつで自動的にドアを閉める機能は、当セグメントでは唯一無二であるといえる。
新型BMW i7 プロテクションおよび新型BMW 7 シリーズ プロテクションの2列目席の乗員向けには、電動式ローラー・ブラインドが両側ウィンドウに装備される。ブラインドはBピラーからCピラーに向かって水平に伸び、いわゆるスパイ・ポジションを提供する。ボタンひとつでサンブラインドが約10センチ開き、外の景色を見ることができる。乗客はこの位置で、サンブラインドの開閉を選択できる。また、リア・ウインドウ用のモデル専用ローラー式サンブラインドも標準装備されている。
エクステリアとインテリアに個性を与える幅広いオプション
プロテクション・セダンの統合プロテクション・コンセプトの導入およびBMWグループのディンゴルフィング工場での生産体制によって、お客様は自分好みの要素をエクステリアとインテリアに追加することが可能となる。標準装備のイルミネーション付BMWアイコニック・グロー・キドニー・グリルに加え、オプションとしてBMWクリスタル・ライトが用意されている。新型BMW i7 プロテクションおよび新型BMW 7 シリーズ プロテクションでは、新型BMW 7 シリーズで選択できるほぼすべてのボディ・カラーを指定できる。これには、BMW Individual塗装仕上げとBMW Individual特別塗装仕上げが含まれる。エクステリア・デザインのオプションは、標準仕様車に用意されているものと厳密に合わせているため、新型BMW i7 プロテクションと新型BMW 7 シリーズ プロテクションは公共の場でもその存在感を抑えることに成功している。
同様に、インテリアの装備やデザインも個人のニーズや希望に細かく合わせることができる。マルチファンクション・シート、BMW Individualメリノ・レザー張り、フロント・リヤの乗員向けのヒーターとベンチレーション付シートは、すべて標準仕様に含まれる。オプションで全席にマッサージ機能を指定することも可能である。オプションのエグゼクティブ・ラウンジには、助手席後方のリヤ・シート用のリクライニング機能を備えたコンフォート・シートが含まれる。オプション・シートや内装の表面は、新型BMW 7シリーズの豊富なオプション・リストから引き継がれている。
BMWカーブ・ディスプレイ付BMW iDrive、モデル特有のセキュリティ機能を統合的に操作
新型BMW i7 プロテクションおよび新型BMW 7 シリーズ プロテクションには、BMWオペレーティング・システム8.5を基盤とする最新世代のBMW iDriveが搭載される。このシステムは直感的な操作と、BMWのドライバーにとって馴染みのある方法で稼働する。そのためドライバーは、BMWカーブド・ディスプレイに表示されるすべての重要情報を、適切なタイミング、適切な位置で、直接視線の届く範囲で見ることができる。乗員保護に関連する特別な機能は、BMW iDriveでも操作が可能である。コントロール・ディスプレイのタッチスクリーン機能を使って、完全に作動させ、コントロールすることができる。
カメラ付きのルームミラーもオプションとして用意されている。これは、走行速度やルートにかかわらず、コントロール・ディスプレイのパノラマ・ビューにリヤ・ビュー・カメラからの画像フィードを表示するものである。プロテクション車輌セグメントの中で、この構造を採用した追加電子インテリア・カメラは、特殊な種類である。
標準装備のインターコム・システムにより、乗員はドアや窓を開けることなく車外の人とコミュニケーションをとることができる。この主な特徴は、エクステリア・ミラーに内蔵されたマイク、外側のスピーカー、ヘッドライナーに埋め込まれたハンズフリー・マイク、インテリアの補助スピーカー。さらに、オプションでセンター・コンソールの収納トレイにロッド・マイクを取り付けて、窓を閉めた状態でも車外の人と効果的なコミュニケーションを図ることができる。
さまざまな攻撃シナリオに対応する効果的な保護対策
BMWの新型プロテクション・セダンは、幅広い標準装備とオプション装備を提供し、多様な種類の攻撃シナリオに対応するカスタム仕様のプロテクションを実現する。新型BMW i7 プロテクションおよび新型BMW 7 シリーズ プロテクションでは、新鮮な空気を供給するシステム、自動および手動放水機能付き消火器、フラッシング・ライト、無線トランシーバー、公務時用の旗用ポールに加えて、他の顧客専用オプションなどの装備によって、あらゆる用途に合わせて詳細にカスタマイズすることが可能である。
最初から組み込まれたセキュリティ:統合された保護コンセプト、訓練を受けた専門家による世界規模のサービス、特別なドライバー・トレーニング
BMWがプロテクション車両の製造において蓄積してきた長年の経験により、卓越した水準のプロテクションを新型BMW i7 プロテクションおよび新型BMW 7シリーズ プロテクションで提供することが可能になった。中でも注目すべき点は、新型BMW 7シリーズの標準モデルに沿って、これらの車両の開発を行ったことである。新型BMW i7 プロテクションおよび新型BMW 7 シリーズ プロテクションでは、工場出荷時からセキュリティ性能をビルトインしている。外部プロバイダーによる後付けソリューションとは異なり、これらの車両の一体型プロテクション・コンセプトでは、武力攻撃下における最大限の安全性のみならず、危険な状況でBMW車に期待される解決への優れた対応と力強いレスポンスも保証する。世界で最も成功を収める高級自動車メーカーの開発技術によって、特別な保護が必要なお客様がより安全で安心なモビリティ体験を享受できるようにする、革新的な機能が豊富に誕生した。BMW iDriveシステム内にモデル固有のプロテクション機能がスムーズに統合されているため、ドライバーはどのような状況であってもこれらの機能を直感的、安全かつ快適に使用することができる。
世界中のお客様は、個別で慎重なコンサルティング対応や、その他数々のサービスを利用することができる。例えば、車両に保護機能や利便性を高める機能を追加で装備する場合、顧客特有の要望にも対応する。プロテクション・セダンのサービスとメンテナンスは、BMWサービス店舗の国際的なネットワークが提供し、認定された専門ワークショップで訓練を受けたエキスパートのみが作業を実施する。
BMWは特別プロテクション・ドライバー・トレーニング・コースも提供している。BMWが35年以上にわたって主催してきたこれらのプログラムは、参加者の予備知識に応じて、さまざまな激しさのレベルで提供され、世界各地のいくつかの場所で開催される。訓練コースは高度な資格を持つ専門家が担当し、その内容は包括的な理論セッションから実践的な車両制御演習や戦術的対応訓練まで、多岐にわたる。
CO2排出量と消費率
BMW i7 プロテクション:複合モード電力消費率(WLTP):30.0 kWh/100 km、暫定値
BMW 7 シリーズ プロテクション:複合モード燃料消費率(WLTP):VR9クラスのプロテクション要件のすべてを355 g/km、暫定値