PressClub Japan · 記事.
MINIが将来のモデルファミリーのデザイン・ハイライトを初公開
Wed May 10 00:01:00 CEST 2023 プレスリリース
MINIは次期モデルファミリーの最初の4つのデザイン・エレメントを発表し、カリスマ的なシンプルさを実現する新しいデザイン言語の成果を披露した。新しい丸型有機ELディスプレイ、モダンなステアリングホイール、そして新モデルファミリーのシートやリムなどを限定公開し、伝統的なブランド価値と先進技術の融合をアピールした。
ミュンヘン発:MINIは、次期完全電気駆動モデルファミリーのトレンドを先取りしたデザインを初公開した。カリスマ的なシンプルさは、本質に焦点を当てたデザイン言語と呼ばれる。新型MINIはそれぞれのモデルが強い個性を持ち、特徴的なデザインで表現され、個性的でありながらブランドとの親和性がはっきりとわかる。持続可能な素材もまた、新しいデザイン言語の本質的な部分だ。
MINIのデザイン責任者であるオリバー・ハイルマーは次のように述べる。「新しいカリスマ的なシンプルさというデザイン言語によって、象徴的なMINIを一から見直しています。私たちはピュアで進歩的なアプローチで、機能的な要素のシンプルさとMINIが誇るエモーションを融合させます。意識的に、表現力の高い要素に絞り込むことで、以前は考えられなかったイノベーションが可能になると確信しています」
伝統と先進技術を融合させた丸型有機 EL ディスプレイ
視覚的に削ぎ落したインテリアの中央には、MINIを象徴する丸型のセンター・インスツルメント・ディスプレイを装備するが、次期モデルファミリーでは有機ELディスプレイという形で再解釈される。MINIは自動車メーカーとして世界で初めて、全面が使用可能な丸型のタッチディスプレイを提供する。有機ELディスプレイは直径240mmで、インスツルメント・クラスターとオンボードモニターの機能を兼ね備え、フレームレスの洗練されたデザインで、特に上質な印象を与える。タッチコントロールは全く新しいミニマルなユーザー・インターフェイスを備え、インフォテインメントと空調などの機能が統合されている。余計なもののないダッシュボードに丸型センターディスプレイを搭載したMINIは、クラシックMINIの伝統的なデザインを継承している。
持続可能性にこだわった多様な素材のステアリングホイールとシート
センターディスプレイに加え、次期モデルファミリーのステアリングホイールも根本的に見直した。標準仕様は2スポーク・デザイン、オプション仕様は、スポーティな形状に加え、第3の要素として特徴的なファブリック仕上げを施した。MINIの次期モデルファミリーは、高品質で持続可能な多様な素材や色、革新的なテキスタイル・デザインでインスピレーションを高める。繰り返し表れるカラーアクセントのバイブラント・シルバーは、外装・内装ともメタリックな輝きを放ち特別感を演出する。
シートの種類も多彩だ。新しい色や柄の新鮮な組み合わせと、千鳥格子のようなクラシックなスタイルが、過去から未来への架け橋となっている。ラミネート加工された高級感にあふれるシートサイドパネルには、細部へのこだわりが感じられ、初めての試みであるシートに組み込んだアームレストと同様、インテリアのくつろいだ雰囲気を演出。
外形寸法とエアロダイナミクスを向上させる新しいリムデザイン
一からデザインを見直した軽合金製ホイールもまた、新しいデザイン言語の原則に則ったものだ。次期モデルファミリーのMINIホイールは、彫刻のようなスポーク構造ではなく、強い色のコントラストを特徴とするグラフィック・デザインに力を入れた。これにより生じるサイズの錯覚は、外向きのスポークによりさらに強調される。無駄を削ぎ落としたホイールデザインは、ややコンパクトな2次元のデザインで、空力特性の向上と航続距離の伸びにつながる。
このような革新的なデザイン・ハイライトにより、MINIはカリスマ的なシンプルさが進む全く新しい未来への一歩を踏み出したといえるだろう。新しいMINIのデザイン言語は、品質、持続可能性、純粋な改革と、ブランドの歴史あるDNAを完璧に調和させる。