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BMWグループは利益が大幅に増加して業績がアップ
Wed Nov 03 07:30:00 CET 2021 プレスリリース
自動車部門の9カ月フリー・キャッシュ・フローは63億ドル+++ 部門EBIT率は9カ月で11.3% +++欧州、アジア、南北アメリカ大陸でBMWブランドの9カ月間の市場シェアが拡大+++ ピュアEV車の納車台数は9カ月間で121.4%増 +++2021年全体の展望が上向くことが確認される
ミュンヘン発:BMWグループは2021年7~9月、ハイレベルな収益性を示し続け、第3四半期の売上高、税引前利益、純利益のすべてにおいて記録的なレベルに達した。この期間のグループの力強い業績は、とりわけ、好ましい製品構成、新車の前向きな価格設定効果、中古車の安定した販売価格といった要因によって牽引された。
BMWグループは、9カ月間の納車台数、売上高、税引前利益についても新記録となる数値を記録し、この力強い業績を踏まえ、四半期記者会見では通年での展望を確認した。9月30日付の臨時発表では本年度の展望が引き上げられ、BMWグループの基調をなす収益性が明らかに示された。
同時に、BMWグループはクライメイト・ニュートラルなプレミアム自動車メーカーとなるプロセスをたゆまず前進させている。
BMW AG取締役会長オリバー・ツィプセは、こう述べた。「BMWグループは、どのようにして収益性と転換が切り離せないのかを示しています。私たちは、技術的変化を、持続可能な形でビジネス・モデルを強化する絶好のチャンスだと捉えています。クライメイト・ニュートラルなモビリティに焦点を当てながら、将来的にも企業が時代遅れにならないよう、たえず前進させています。」
BMWグループによる一貫したサステイナビリティへの取り組みは、究極的にはサーキュラー・エコノミー(循環型経済)に通じるものである。これは、9月にミュンヘンで開催されたIAAでのBMW i Vision Circular(ビジョン・サーキュラー)コンセプトカーの発表によって強調された。BMWグループが完全にリサイクルしてつくり、なおかつこれ自体リサイクル可能な、この初のビジョンカーは、2040年における持続可能なプレミアム・モビリティを垣間見せてくれる。
ツィプセはこう力説する。「気候保護に関して重要なのは、ライフ・サイクル全体を通じた車両1台のカーボン・フットプリントの大きさです。原材料の影響、工業生産、車両の実際の使われ方、リサイクルなども、これに含まれます。最終的に大切なのは、人々からの受容であって、それによって私たちの業績が評価されることになるでしょう。ですから、私たちのサステイナビリティの理解は、単なる電気駆動システムの開発をはるかに超えたものです。私たちの目的は、最大限の気候保護を実現するために、サーキュラー・エコノミーの原理を活用することです。これは、生産のための個別の原材料の持続可能な選択に始まり、車両のライフ・サイクル全体が考慮されます。」
さらに速いペースで拡大する e モビリティ – 高い成長率を達成
BMWグループは、電気駆動モデルのラインアップを迅速かつ組織的に拡大している。電気駆動モデルの需要の増加に伴い、2021年の最初の9カ月間で23万1,575台のピュアEV車とプラグイン・ハイブリッド車を販売した。これは前年の約2倍である(2020年:11万6,400台、+98.9%)。とりわけピュアEV車の販売台数が劇的に増加し、121.4%増の5万9,688台に達した(2020年:2万6,957台)。
第3四半期、BMWグループの新しいピュアEV車であるBMW iXとBMW i4は、世界各国の自動車専門家とジャーナリストから絶賛された。どちらのモデルも世界中から多数の受注があり、今月から顧客への納車が開始する予定である。「BMW i4とBMW iXにより、私たちはeモビリティを新しいレベルへと引き上げました。BMW iXは革新のフラッグシップであり、これが今後のBMWモデルに5Gテクノロジーを含む新しい能力をもたらすことになります。5Gテクノロジーは最新世代のソフトウェアで、これまでにBMWグループが開発した中で最も先進的な電気駆動システムです。BMW i4はBMWブランドの核心から直接生まれたモデルで、まったく新次元の駆けぬける歓びが得られます。単刀直入に言えば、BMWのロゴが備わったモデルであれば、駆動バージョンにかかわらず、正真正銘のBMW車なのです。」とツィプセは述べた。
BMWグループの電気モビリティ戦略は、たゆまず急激な増産段階に移行しつつある。早ければ2023年には、BMWグループの25種類の電気駆動モデルが路上に姿を見せる予定で、そのうちの13種類がピュアEVである。2025年までの期間に、BMWグループではピュアEV車の販売台数を平均毎年50%以上増やし、2020年代中頃までに200万台のピュアEV車を納車する予定である。
売上高と税引前利益の伸び
BMWグループは、本年度の最初の9カ月間で大幅な販売台数の伸びを記録し、納車台数は18%増の193万2,224台に達した(2020年:163万8,167台)。第3四半期には、供給状況によってBMWグループの生産台数が減少し、これが納車台数に響いた。7~9月の期間では、合計59万3,177台のBMW、MINI、ロールス・ロイス・ブランド車が顧客に納車された(2020年:67万5,592台、-12.2%)。
新車・中古車の前向きな価格設定効果の継続と、好ましい製品構成は、販売台数の低下を埋めあわせて余りあり、第3四半期の売上高は274億7,100万ユーロに増加した(2020年:262億8,300万ユーロ、+4.5%、為替要因の調整後は+3.5%)。9カ月間の売上高の伸びはさらに顕著で、大幅増の828億3,100万ユーロとなった(2020年:695億800万ユーロ、+19.2%、為替要因の調整後は+20.5%)。
新車・中古車の価格の浸透の改善は、主として、BMWグループの魅力的な製品ラインアップ、根強い顧客からの需要、および半導体不足による全般的な自動車の購入可能性の低下によるものである。
BMW AG取締役で財務担当のニコラス・ピーターはこう述べた。「今年度、これまでのビジネスは、順調で安定した市場の動向と、相変わらず活発な需要によって大きく恩恵を受けています。計上されている最新の数字は、BMWグループの事業の強みを際立たせると同時に、全従業員の目ざましい献身的努力を物語っています。」 さらに、今後のBMWグループのビジネス・モデルの変化を見据え、こうつけ加えた。「ビジネス・モデルの転換の前提条件となるのは、利益を生み出せるかどうかです。継続中の事業の外で、必要な投資資金を調達することは、当社のポリシーとして明言されています。当社は、慎重な計画、優れた経営、効率と収益性の明確な重視を兼ね備えており、これを実行するための態勢が整っています。」
引き続きハイレベルな未来志向の投資
対象期間中の研究開発活動で焦点となったのは、新しいモデル、車両フリートの電気自動車化とデジタル化、および自動運転だった。これらは、転換プロセスの推進と会社の未来の生存力の強化という点で、鍵を握る問題である。損益計算書に計上されている研究開発費は、第3四半期は前年比13.8%増の16億ユーロに達した。9カ月間合計では、43億3,700万ユーロだった(2020年:41億4,000万ユーロ、+4.8%)。合計研究開発費は43億6,900万ユーロで、前年をわずかに下回った(2020年:43億9,700万ユーロ、-0.6%)。
研究開発費の割合は、売上高の伸びに伴い、9カ月間では6.3%から若干低下して5.3%となった(第3四半期:6.5%、2020年:5.9%)。
グループの支払金利前税引前利益(EBIT)は、9カ月間では109億1,300万ユーロに増加し(2020年:26億3,300万ユーロ)、第3四半期では28億8,300万ユーロに増加した(2020年:19億2,400万ユーロ)。前述のような新車と中古車の価格設定の改善に加え、信用リスクに備えて計上する必要のある引当金が引き続き低レベルだったことも、EBITにとって有利に作用した。第2四半期に記録されたEU反トラスト法訴訟のための引当金の一部戻入も、9カ月間の利益にプラスの効果を及ぼした。
9カ月間の決算結果は、最終黒字額が22億4,000万ユーロとなった(2020年:3億2,900万ユーロ、第3四半期:5億3,400万ユーロ、2020年:5億4,000万ユーロ)。投資実績は、とりわけ中国の合弁会社BMW Brilliance Automotive Ltd.(瀋陽)によって計上された利益の分配によってもたらされ、これは9カ月間で14億7,500万ユーロに増加した(2020年:9億5,900万ユーロ、+53.8%)。
他社の決算結果は、最終黒字額が9億4,000万ユーロとなった(2020年:2億8,200万ユーロの赤字、第3四半期:1億7,300万ユーロの黒字、2020年:2億ユーロの黒字)。この改善は、主として米国における利回り曲線の上昇による金利ヘッジの評価額が引き続き好調に推移したことによるものである。BMW i Venturesのファンドによる投資とSGLカーボンへの投資の再測定も、プラスの影響を与えた。
グループ税引前利益(EBT)は131億5,300万ユーロに達した(2020年:29億6,200万ユーロ、第3四半期:34億1,700万ユーロ、2020年:24億6,400万ユーロ)。
税引前売上利益率(EBTマージン)は、9カ月間では15.9%(2020年:4.3%)、第3四半期では12.4%だった(2020年:9.4%)。
9 カ月間の納車台数が前年比で大幅アップ
2021年第3四半期の自動車部門の販売台数は、半導体の供給問題の影響を受けた。欧州とアジアでの納車台数は前年比で低下し、南北アメリカ大陸での販売台数は増加した。しかし、9カ月間では、世界の主要な全地域で販売台数の伸びを記録した。とりわけ欧州市場では優れた業績が達成され、BMW、MINI、ロールス・ロイス・ブランド車の納車台数は11.9%増の72万5,721台となった(2020年:64万8,494台)。
半導体の品不足により、アジアでの第3四半期の納車台数は25万4,739台に低下した(2020年:28万8,907台、-11.8%)。しかし、9カ月間でのグループの業績は、この数字とはまったく対照的で、納車台数は9カ月間で83万5,090台だった(2020年:70万5,789台、+18.3%)。
中国での販売台数は、第3四半期は20万3,008台に低下した(2020年:23万920台、-12.1%)。これに関しても、9カ月間での数字ははるかに好調で、2021年の初めから67万964台のBMW、MINI、ロールス・ロイス・ブランド車が顧客に納車された。これは前年同期比で19.7%増である(2020年:56万367台)。
全体的に、主要な全地域でBMWグループは競争力を強化し続けた。この好ましい動向を反映し、9カ月間のブランド・レベルでの販売台数の伸びも「堅実」と「飛躍的」の間となった。BMWブランドの世界販売台数は19.3%増となった(2021年:170万3,068台、2020年:142万7,392台)。MINIブランドの納車台数は22万4,838台に増加し(2020年:20万8,124台、+8.0%)、なかでも販売台数が106.6%増となった電気駆動モデル(とりわけピュアEVのMINI SE*)の増加が全体の伸びを大幅に押し上げた。超高級ブランドのロールス・ロイスの1~9月の納車台数は4,318台となり、この期間の新記録を樹立し、62.9%増となった(2020年:2,651台)。
自動車部門の売上高は、今年度の最初の9カ月で703億7,300万ユーロへと大幅に増加し(2020年:548億2,900万ユーロ、+28.3%)、そのうち第3四半期は226億2,800万ユーロだった(2020年:219億6,200万ユーロ、+3.0%)。
支払金利前税引前利益(EBIT)は79億4,500万ユーロに増加し(2020年:1億5,200万ユーロ、第3四半期:17億5,600万ユーロ、2020年:14億7,700万ユーロ、+18.9%)、EBIT率は9カ月間では11.3%(2020年:0.3%)、2021年7~9月の3カ月間では7.8%(2020年:6.7%)となった。予想されたように、第3四半期は、原材料価格と固定費(とりわけ研究開発費)の上昇と販売台数の低下の影響を大きく受けた。
自動車部門で記録された9カ月間の決算結果は、17億1,100万ユーロとなった(2020年:6億1,500万ユーロ、第3四半期:3億7,400万ユーロ、2020年:3億8,300万ユーロ)。前述のように、この主要な牽引要因となったのは、持分会計となる中国の合弁会社BMW Brilliance Automotive Ltd.(BBA)による業績の向上と、BMW i Venturesのファンドによる投資およびSGLカーボンへの投資に由来する他社の決算結果で計上されたプラスの査定効果である。
同部門の税引前利益(EBT)は、9カ月間では96億5,600万ユーロ(2020年:7億6,700万ユーロ)、第3四半期では21億3,000万ユーロに達した(2020年:18億6,000万ユーロ、+14.5%)。
自動車部門によって生み出されたフリー・キャッシュ・フローは、第3四半期では13億9,700万ユーロ、9カ月間では62億9,900万ユーロに達した。営業活動からのキャッシュ・フローの増加は、主として税引前利益の増加と、運転資本の好ましい伸びを反映したものである。通年での自動車部門のフリー・キャッシュ・フローは、約65億ユーロになると予想される。
モーターサイクル部門も売上高と利益が増加
BMW Motorradによる2021年の最初の9カ月間のモーターサイクルとマキシ・スクーターの納車台数は、15万6,609台だった(2020年:12万9,599台、+20.8%)。第3四半期では4万8,999台で、前年比で納車台数が減少したのは、モデル・チェンジと供給問題による結果である(2020年:5万2,892台、-7.4%)。売上高も大幅に増加し、9カ月間で22億6,200万ユーロに達し(2020年:17億1,600万ユーロ、+31.8%)、このうち第3四半期は6億4,100万ユーロだった(2020年:6億3,700万ユーロ、+0.6%)。同部門のEBITもこれに応じて推移し、9カ月間では大幅増の3億2,300万ユーロとなったが(2020年:1億1,000万ユーロ)、第3四半期では前年を下回る3,900万ユーロとなった(2020年:4,500万ユーロ、-13.3%)。同部門のEBIT率は、9カ月間では14.3%(2020年:6.4%)、第3四半期では6.1%だった(2020年:7.1%)。
ファイナンシャル・サービス部門が新ビジネスで力強く成長
ファイナンシャル・サービス部門は、小売客向けの新ビジネスで力強く成長し、1~9月の新規信用融資およびリース契約件数は150万9,195件となり、前年比で12.4%増加した(2020年:134万2,803件)。小売客と契約する新ビジネスも、9カ月間で16.2%増という急激な上昇を示し、480億ユーロとなった(2020年:413億1,100万ユーロ)。とりわけ、中国市場がこの伸びに寄与した。
ただし、第3四半期には、供給関連による納車台数の落ち込みで、新規契約件数は低下した(2021年:47万9,850件、2020年:53万8,351件、-10.9%)。
BMWグループの新車のうち、ファイナンシャル・サービス部門によるリースまたはローン契約によるものは、9カ月間で50.7%だった(2020年:50.5%、+0.2ポイント)。
同部門の利益は、3カ月間でも9カ月間でも、非常に大きな伸びを示した。同部門の税引前利益(EBT)は新しい記録的なレベルに達し、29億2,400万ユーロとなった(2020年:10億3,900万ユーロ、第3四半期:9億8,800万ユーロ、2020年:4億5,800万ユーロ)。リース返却の転売で生じる売上高の増加も、とりわけ米国と英国で利益を押し上げた。さらに、好ましいリスク状況と新ビジネスから生じる安定した利益が同部門の利益を押し上げた。
BMW グループが通年での展望の修正を確認
9月30日、BMWグループは通年での展望を引き上げた。魅力的な製品ポートフォリオを擁するBMWグループは、持続可能な好ましい製品構成と新車・中古車の前向きな価格設定効果から、今後もプラスの影響が得られると予想している。
BMWグループは、引き続き、グループ税引前利益が前年比で大幅に増加するという見通しを持っている。
自動車部門では、BMW、MINI、ロールス・ロイス・ブランド車の納車台数が前年比で着実に増加することが期待され、RoCEが大幅に改善されると予想される。
自動車部門の通年でのEBIT率は、最終的に9.5%~10.5%の範囲になると予想される(9月30日の臨時発表前の展望では7%~9%)。
ファイナンシャル・サービス部門では、リスク状況の改善により、通年での資本金利益率(RoE)が20~23%を達成できると予想される(臨時発表前の展望では17%~20%)。
モーターサイクル部門では、好ましい市場の動向を背景に、納車台数が大幅な伸びを示すことが期待される。EBIT率は、最終的に8~10%の目標範囲になることが見込まれ、これによってRoCEも前年比で大幅に高いレベルとなる見通しである。
BMWグループは、非財務的業績指標の見通しも再確認する。その結果、管理職における女性の比率が若干改善されることが予想される。同時に、BMWグループでは、EUの新車フリートによって生成される炭素排出量をさらに大幅に削減することを目指している。最新の予測によると、生産される車両1台当たりの炭素排出量も緩やかに低下する見込みである。
全従業員数は若干減少し、グループの年間目標が達成された。本年度の見通しは、世界の経済的・政治的条件が大きく変わることはないという仮定に基づいている。したがって、こうした要因が悪化すれば、BMWグループの展望に悪影響が出る可能性もある。ニコラス・ピーターはこう述べた。「このまま行けば、通年での展望を達成できるはずであり、自信をもって未来を見据えています。半導体の供給状況は、2021年をすぎても問題のまま残ると予想しています。」
BMW グループ – 概要 |
2021
年
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2020
年
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変動率
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納車台数 1 |
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自動車 台 | 1,932,224 | 1,638,167 | 18.0 |
内訳:BMW2 台 | 1,703,068 | 1,427,392 | 19.3 |
MINI 台 | 224,838 | 208,124 | 8.0 |
ロールス・ロイス 台 | 4,318 | 2,651 | 62.9 |
モーターサイクル 台 | 156,609 | 129,599 | 20.8 |
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自動車部門EBIT率 % | 11.3 | 0.3 | - |
モーターサイクル部門EBIT率 % | 14.3 | 6.4 | - |
EBT マージン( BMW グループ) 3 % | 15.9 | 4.3 | - |
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売上高 百万ユーロ | 82,831 | 69,508 | 19.2 |
内訳:自動車 百万ユーロ | 70,373 | 54,829 | 28.3 |
モーターサイクル 百万ユーロ | 2,262 | 1,716 | 31.8 |
ファイナンシャル・サービス 百万ユーロ | 24,179 | 22,055 | 9.6 |
その他の事業 百万ユーロ | 3 | 1 | - |
連結調整 百万ユーロ | -13,986 | -9,093 | 53.8 |
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支払金利前税引前利益( EBIT ) 百万ユーロ | 10,913 | 2,633 | - |
内訳:自動車 百万ユーロ | 7,945 | 152 | - |
モーターサイクル 百万ユーロ | 323 | 110 | - |
ファイナンシャル・サービス 百万ユーロ | 2,869 | 1,057 | - |
その他の事業 百万ユーロ | -3 | 43 | - |
連結調整 百万ユーロ | -221 | 1,271 | - |
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税引前利益/損失( EBT ) 百万ユーロ | 13,153 | 2,962 | - |
内訳:自動車 百万ユーロ | 9,656 | 767 | - |
モーターサイクル 百万ユーロ | 324 | 108 | - |
ファイナンシャル・サービス 百万ユーロ | 2,924 | 1,039 | - |
その他の事業 百万ユーロ | 378 | -290 | - |
連結調整 百万ユーロ | -129 | 1,338 | - |
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法人税 百万ユーロ | -2,946 | -785 | - |
純利益 百万ユーロ | 10,207 | 2,177 | - |
1 株当たり利益 (普通株/優先株) 4 ユーロ | 15.38/15.39 | 3.20/3.21 | - |
1販売およびそれに関連する開示方法の見直しに関連して、BMWグループが前年の納車データを再検討したところ、特定の納車台数が適正な期間に報告されていなかったことが明らかになった。よって、BMWグループは、過去の納車台数のデータを遡及的に修正した。この問題に関する詳細な情報は、BMWグループの2020年の年次報告書の128ページ以降に記載されている。BMWグループは、引き続き小売納車データに関する方針と手続きを改善しているが、以前の報告期間のデータを修正することは必ずしも実行可能ではない可能性がある(また、そのような修正は僅かであり、報告期間の比較可能性に重要な影響を与えることはないと思われる)。
2 合弁会社BMW Brilliance Automotive Ltd.(瀋陽)の納車台数を含む。
3 グループ税引前利益とグループ売上高の比率。
4 普通株/優先株。優先株1株当たりの利益計算では、優先株1株当たりの中間利益(追加配当)0.02ユーロが、該当する事業年度の4つの四半期で分配される。
BMW グループ – 概要 |
2021
年
|
2020
年
| 変動率( % ) |
納車台数 1 |
|
|
|
自動車 台 | 593,177 | 675,592 | -12.2 |
内訳:BMW2 台 | 524,858 | 585,239 | -10.3 |
MINI 台 | 66,990 | 89,262 | -25.0 |
ロールス・ロイス 台 | 1,329 | 1,091 | 21.8 |
モーターサイクル 台 | 48,999 | 52,892 | -7.4 |
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自動車部門EBIT率 % | 7.8 | 6.7 | 16.4 |
モーターサイクル部門EBIT率 % | 6.1 | 7.1 | -14.1 |
EBT マージン( BMW グループ) 3 % | 12.4 | 9.4 | 31.9 |
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売上高 百万ユーロ | 27,471 | 26,283 | 4.5 |
内訳:自動車 百万ユーロ | 22,628 | 21,962 | 3.0 |
モーターサイクル 百万ユーロ | 641 | 637 | 0.6 |
ファイナンシャル・サービス 百万ユーロ | 8,073 | 7,799 | 3.5 |
その他の事業 百万ユーロ | 1 | 0 | - |
連結調整 3 百万ユーロ | -3,872 | -4,115 | -5.9 |
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支払金利前税引前利益( EBIT ) 百万ユーロ | 2,883 | 1,924 | 49.8 |
内訳:自動車 百万ユーロ | 1,756 | 1,477 | 18.9 |
モーターサイクル 百万ユーロ | 39 | 45 | -13.3 |
ファイナンシャル・サービス 百万ユーロ | 974 | 438 | - |
その他の事業 百万ユーロ | 2 | 18 | -88.9 |
連結調整 百万ユーロ | 112 | -54 | - |
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税引前利益/損失( EBT ) 百万ユーロ | 3,417 | 2,464 | 38.7 |
内訳:自動車 百万ユーロ | 2,130 | 1,860 | 14.5 |
モーターサイクル 百万ユーロ | 40 | 44 | -9.1 |
ファイナンシャル・サービス 百万ユーロ | 988 | 458 | - |
その他の事業 百万ユーロ | 113 | 118 | -4.2 |
連結調整 百万ユーロ | 146 | -16 | - |
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法人税 百万ユーロ | -833 | -649 | 28.4 |
純利益 百万ユーロ | 2,584 | 1,815 | 42.4 |
1 株当たり利益 (普通株/優先株) 4 ユーロ | 3.89/3.89 | 2.71/2.71 | 43.5/43.5 |
1 販売およびそれに関連する開示方法の見直しに関連して、BMWグループが前年の納車データを再検討したところ、特定の納車台数が適正な期間に報告されていなかったことが明らかになった。よって、BMWグループは、過去の納車台数のデータを遡及的に修正した。この問題に関する詳細な情報は、BMWグループの2020年の年次報告書の128ページ以降に記載されている。BMWグループは、引き続き小売納車データに関する方針と手続きを改善しているが、以前の報告期間のデータを修正することは必ずしも実行可能ではない可能性がある(また、そのような修正は僅かであり、報告期間の比較可能性に重要な影響を与えることはないと思われる)。
2 合弁会社BMW Brilliance Automotive Ltd.(瀋陽)の納車台数を含む。
3 グループ税引前利益とグループ売上高の比率。
4 普通株/優先株。優先株1株当たりの利益計算では、優先株1株当たりの中間利益(追加配当)0.02ユーロが、該当する事業年度の4つの四半期で分配される。
* 燃費/エミッション・データ:
MINI Cooper SE:電力消費量(kWh/100 km)複合モード:16.9~14.9(NEDC)、17.6~15.2(WLTP)。