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新型BMW 8シリーズ クーペの限定車「First Edition」発表
Fri May 31 04:00:00 CEST 2019 プレスリリース
ビー・エム・ダブリュー株式会社(代表取締役社長: ペーター・クロンシュナーブル)は、磨き上げられた美しさと、鍛え抜かれた走行性能を誇る、BMWにおける最上級ラグジュアリー・クーペ新型BMW 8シリーズをベースにした限定車「新型BMW M850i xDrive First Edition(エム・ハチ・ゴー・マル・アイ・エックス・ドライブ・ファースト・エディション)」を、全国のBMW正規ディーラーで本日より全国10台限定*で販売を開始する
- 官能的で強烈な存在感を放つ新型BMW 8シリーズ クーペの美しさと高級感を際立たせる特別装備を多数採用。
- フローズン・バルセロナ・ブルー・メタリックをボディ・カラーに初めて採用。
- 日本全国10台(全世界400台)限定。
ビー・エム・ダブリュー株式会社(代表取締役社長: ペーター・クロンシュナーブル)は、磨き上げられた美しさと、鍛え抜かれた走行性能を誇る、BMWにおける最上級ラグジュアリー・クーペ新型BMW 8シリーズをベースにした限定車「新型BMW M850i xDrive First Edition(エム・ハチ・ゴー・マル・アイ・エックス・ドライブ・ファースト・エディション)」を、全国のBMW正規ディーラーで本日より全国10台限定*で販売を開始する
*: 右ハンドル8台、左ハンドル2台。
新型BMW M850i xDrive First Editionは、新型BMW 8シリーズが誇る、優雅で官能的な美しいデザインを引き立たせるため、BMW M社が開発する最高品質の装備ラインアップ「BMW Individual(インディビジュアル)」の装備を多数採用している。ボディ・カラーには、マット感を際立たせながらも、複雑な色層によって、光の当たる角度で表情を変化させ、高級感と洗練された印象を与えるBMW Individualフローズン・バルセロナ・ブルーを初めて採用している。さらに、BMW Individualのハイ・グロス・シャドウ・ラインをサイド・ウィンドウ・モールディングやキドニー・グリルに採用すると共に、エア・ブリーザーや20インチMライト・アロイ・ホイールにブラックを使用することで、洗礼された上品さの中に、新型BMW 8シリーズの卓越した走行性能を象徴するデザインを実現している。
インテリアには、BMW Individualメリノ・レザーを使用し、アイボリー・ホワイトをベースにナイト・ブルーのアクセントを加えたデザインを採用することで、高級感とスポーティーさを調和させる室内空間を演出している。さらに、ルーフ・ライナー(天板の内張)に採用されたBMW Individualアルカンタラにもナイト・ブルーを採用し、シートの色と調和した統一感のある空間を実現している。そして、コックピットを取り囲むトリムには、BMW Individualトリム ピアノ・ブラックを採用し、”First Edition”の刻印と共に、シリアル・ナンバーを刻んでいる。
メーカー希望小売価格(消費税込み)
モデル | 希望小売価格 |
BMW M850i xDrive First Edition | ¥ 19,230,000 |
■ 上記のメーカー希望小売価格は、付属品価格、税金(消費税を除く)、保険料、登録に伴う諸費用を含まない車両本体価格です。また「自動車リサイクル法」に基づく、リサイクル料金が別途必要となります。
■ 右/左ハンドル仕様。
圧倒的な出力とサウンドを備えた新開発のV型8気筒エンジン
新型BMW 8シリーズ クーペで初めて搭載された新開発のV型8気筒エンジンは、M Performanceツインパワー・ターボ・テクノロジーを採用しており、強烈な出力特性を実現すると共に、フラップ制御式スポーツ・エキゾースト・システムによって官能的なサウンドを発する。ターボ・チャージャー、ダイレクト・インジェクション・システム、熱シールド / 冷却システム、イグニッション、エンジン・エレクトロニクスなど、各所に改良が施されている。
そして、重量を変えることなく、先代エンジンと比べ出力を50 kW / 68 PS向上させ、最高出力390 kW (530 PS)/ 5,500-6,000rpmを実現した。最大トルクは750 Nm / 1,800-4,600rpmであり、幅広い回転域で最大トルクを得られ、推進力が長く持続するため、快適なクルージングが可能となっている。さらに、スポーツ走行にも重点を置いている今回のモデルは、停車状態から100km/hまでを3.7秒で加速する。
精密な動力伝達
エンジンの動力を効率よく伝達するのは、改良された8速スポーツ・オートマチック・トランスミッション(ステップトロニック付)である。ギヤ比の幅が拡張されると共に、油圧制御システムが最適化されることで、走行状況に応じたシフト・タイミングがより正確かつ俊敏になり、効率性及び快適性が向上している。さらに、マニュアル操作によるシフト・チェンジ用に、ステアリング・ホイールのパドル・スイッチが標準装備されている。
また、フロント・ホイールとリヤ・ホイールの駆動トルクを素早く正確に、かつ無段階に可変配分するBMW独自のインテリジェント4輪駆動システムであるBMW xDriveも大幅に改良された。リヤ・ホイールを重視して調整された駆動力配分により、BMWのスポーツ・カーさながらのドライブ・フィーリングをもたらすと共に、ダイナミックな走行状況下でも最適なトラクションと走行安定性を実現する。さらに、リヤ・アクスルに電子制御式ディファレンシャル・ロックが標準装備され、電気的にもたらされるロック作用により、コーナーの内側と外側のリヤ・ホイールの差動を制限することで、特にコーナーから脱出するときのダイナミックな加速が可能になり、スポーティーな個性が際立つドライビングを実現する。
最新技術による、ダイナミック・パフォーマンスと快適性を両立させるサスペンション
新型BMW 8シリーズ クーペには、アダプティブMサスペンション・プロフェッショナルを採用している。これは、従来のダンパーに加え、電子制御アクティブ・スタビライザーを装備することで、ロール特性を調整し、俊敏な高速コーナリングから快適なクルージングまでを実現している。同じく標準装備のインテグレイテッド・アクティブ・ステアリングは、操車時の最小回転直径を小さく抑え、取り回しの良さと俊敏性を高め、正確なハンドリングを実現することで、車線変更時と高速コーナリング時の走行安定性を向上させる。さらに、より俊敏性を高めるMスポーツ・ディファレンシャルや、力強く安定したブレーキ力を誇るMスポーツ・ブレーキなどにより、本格的なスポーツ走行をも楽しめる装備を採用している。
ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能を搭載
また、2019年夏以降には、このモデルにハンズ・オフ機能が搭載される。「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」とは、高速道路*1での渋滞時において、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システムである。この機能は、ドライバーが絶えず前方に注意するとともに、周囲の道路交通や車両の状況に応じて直ちにハンドルを確実に操作することができる状態にある限りにおいて、ステアリングから手を離して走行が可能*2となる。
*1: 高速自動車国道法に定める高速自動車国道、及び指定都市高速道路に分類される道路が対象。
*2: SAE International(Society of Automotive Engineers)が定めるレベル2の段階であり、自動運転ではなく、前方注視が必要となるなど、ある一定の条件が必要。
その他、最先端の運転支援システム
今回追加された新型モデルには、高性能3眼カメラ、高性能プロセッサーおよびレーダーによって、より精度と正確性が向上した、最先端の運転支援システムを量産グレードに標準装備している。アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)およびレーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、ステアリング&レーン・コントロール・アシスト、サイド・コリジョン・プロテクションおよび衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロス・トラフィック・ウォーニングが装備されている。
さらに標準装備となるパーキング・アシスタントには、リバース・アシスト機能が採用されている。これにより、車両が直前に前進したルート最大50mまでを記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能となる。この機能を活用することで、例えば、日本に多数点在する細い道での対向車とのすれ違いに困った際など、安全かつ正確に、元のルートに復帰することが可能となる。
BMW Intelligent Personal Assistant (BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント)
BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントは、AI技術を活用することで、音声会話だけで車両の操作、情報へのアクセスが可能となるBMW最新の機能である。今までの音声入力と異なり、より自然な会話に近い言葉で、ドライバーの指示や質問を理解し、適切な機能やサービスを起動可能にする他、使用頻度に応じてドライバーの好みを学習し、長く乗り続けるほどドライブにおける真のパートナーとしての役割を担うことが可能となる。そして、BMWのインテリジェント・パーソナル・アシスタントの最たる特徴は、ドライバーがシステムの「名前」を自由に付けることが可能な点である。例えば、BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントを起動する際、「OK, BMW(オーケー・ビー・エム・ダブリュー)」だけでなく、「XXX(例:ハチゴーマル)」と、呼びかける言葉を任意に設定することが可能なため、より身近な存在としてストレス無く使用することが出来る。
BMWコネクテッド・ドライブについて
BMWコネクテッド・ドライブは、車載通信モジュールにより、ドライバー、クルマ、そして取り巻く情報をITネットワークで繋ぐことで、「もしもの時に備える万全の安全性」、「カーライフを進化させる革新の利便性」、「充実の情報と最新のエンターテインメント」を提供する総合テレマティクス・サービスとして2013年に輸入車として初めて導入された。また、スマートフォン向けアプリの導入により、車両情報やニュース等へのアクセスを可能にし、顧客の利便性を向上させるサービスを提供してきた。さらに、2018年8月には、より操作性・利便性を高めた新たな機能を追加すると共に、新しいスマートフォン向けアプリ「BMW Connected」を導入し、車とユーザー、情報をシームレスに繋げ、より快適でスマートなモビリティ・ライフをサポートする新しいパーソナル・アシスタント・サービスとして生まれ変わった。
BMW Individualについて
BMW Individualは、BMW M社が提供している高品質なカスタム・メイドのデザイン・プログラムである。BMW Individual専任デザイナーの手によって、BMWらしい最も洗練されたデザインを提供すると同時に、最高品質の素材を高次元のクラフトマンシップによって製品化し、個性的な美意識が際立つ自分だけの特別な1台を求める顧客の要望に応えている。