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新型BMW 8シリーズ カブリオレ発表
Tue Feb 19 03:00:00 CET 2019 プレスリリース
ビー・エム・ダブリュー株式会社(代表取締役社長: ペーター・クロンシュナーブル)は、磨き上げられた美しさと、鍛え抜かれた走行性能を誇り、BMWの最上級ラグジュアリー・クーペである新型BMW 8シリーズのオープン・モデル、「新型BMW 8シリーズ カブリオレ」を、全国のBMW正規ディーラーで本日より販売を開始する。
- オープン・モデルに相応しい優雅さと自由さを演出する、洗練されたデザイン。
- 時速50km以下の走行時も約15秒でオープン可能なルーフを採用。
- BMWの最先端技術を注ぎ込んだ、V8ツインターボ・エンジンおよびボディ、サスペンション技術による圧倒的なピュア・スポーツ・パフォーマンス。
- 最先端の運転支援システムや、BMWコネクテッド・ドライブ等を搭載。
ビー・エム・ダブリュー株式会社(代表取締役社長: ペーター・クロンシュナーブル)は、磨き上げられた美しさと、鍛え抜かれた走行性能を誇り、BMWの最上級ラグジュアリー・クーペである新型BMW 8シリーズのオープン・モデル、「新型BMW 8シリーズ カブリオレ」を、全国のBMW正規ディーラーで本日より販売を開始する。
2018年末に発表された新型BMW 8シリーズ クーペは、低く伸びやかなシルエットに、美しいルーフ・ライン、艶麗なリヤ・フェンダーの造形が醸し出す、優雅さと官能的な個性を際立たせるデザインにより、強烈な存在感を持つモデルである。ラグジュアリー・クーペとしての常識を覆す程の運動性能実現を主目標として開発され、BMWが誇る最新技術を集結し、優雅で快適なロング・ドライブから、サーキットにおけるダイナミックなスポーツ走行までも可能としている。
今回の新型BMW 8シリーズ カブリオレは、新型BMW 8シリーズ クーペの美しさや卓越した運動性能を持ちながら、オープン・モデルならではの解放感や優雅さを備えたモデルである。キドニー・グリルやデッキを取り囲むモールディングなどにクローム加飾をアクセントとして採用し、繊細なデザインが特徴的な専用の20インチ マルチ・スポーク・ホイールの優雅さとあいまって、カブリオレらしい洗練されたラグジュアリー感を演出している。
そしてソフト・ループ・トップは、綿密にデザインされた美しいボディ造形に相応しく、なめらかな流線形を描くように丸みを帯びたデザインとなっており、ルーフを閉じた状態も上質で優雅な佇まいを演出している。ルーフは、時速50km以下の走行時も約15秒で開けることが可能で、開けた状態でもトランク容量は280Lを確保しているなど、デザイン性だけでなく、実用性も兼ね備えている。
メーカー希望小売価格(消費税込み)
モデル | 希望小売価格 |
BMW M850i xDrive Cabriolet | ¥ 18,380,000 |
■ 上記のメーカー希望小売価格は、付属品価格、税金(消費税を除く)、保険料、登録に伴う諸費用を含まない車両本体価格です。また「自動車リサイクル法」に基づく、リサイクル料金が別途必要となります。
■ 右ハンドル仕様。
内装は、新型BMW 8シリーズ クーペをベースに、カブリオレ専用装備として、12個のスピーカーにより高音質とラグジュアリーな空間を創り出すBowers & Wilkinsダイヤモンド・サウンド・サラウンド・システムを採用し、オープン・ドライブに相応しい室内空間を創出している。
新型BMW 8シリーズ カブリオレには、新型BMW 8シリーズ クーペに採用されている新開発4.4リッターV型8気筒エンジンを搭載している。最高出力530PS(390kW)/5,500-6,000rpm、最大トルク750Nm/1,800-4,600rpmを発揮し、0-100km/h加速は3.9秒を実現しており、「8」の名に相応しいピュア・スポーツ・カーに匹敵するハイ・パフォーマンスを実現している。
また、新型BMW 8シリーズ クーペと同様に、従来のアクティブ・サスペンション・システムに新たに電子制御のアクティブ・スタビライザーを装着したアダプティブMサスペンション・プロフェッショナルに加え、Mアクティブ・ディファレンシャルを装着し、コーナリング時の安定性と俊敏性を向上させている。そして、ボディは内部構造部材にカーボン素材、ボディ・パネルにアルミ材等を効果的に使用することで、オープン・ボディながらも車両重量を2,120kgに抑える軽量化を実現し、外観の優雅さからは想像し難い程の走行性能を発揮する。
なお新型BMW 8シリーズ カブリオレには、3年間の主要メインテナンス無償提供、タイヤ/キーの破損や紛失の際の費用サポート等が含まれる「BMWサービス・インクルーシブ・プラス」が全車に付帯されている。この「BMWサービス・インクルーシブ・プラス」は、2016年よりBMW全モデルに標準装備された新しいメインテナンス・パッケージであり、顧客に対してより安心なドライブを提供している。
ラグジュアリー・モデルに相応しい美しいデザイン
外装デザインは、これまでのBMWブランドの伝統をふまえながらも、今までにない強烈な存在感を持っている。優雅なラインで構成されたボディには、シンプルで精密なキャラクター・ラインが入り、高品質な造形技術を実感させると共に、走る姿にスポーティーな力感と高級感を与えている。
サイド・ボディには、リヤ・ホイールへの力感を表現する精密なキャラクター・ラインが刻まれ、高いスポーツ性能を有することを雄弁に物語っている。低めに配置されたキドニー・グリルは、一つのフレームで縁取ることで、洗練された印象を与え、BMWレーザー・ヘッドライトは非常にフラットな形状ながらも細部の曲線に至るまで、全体のシルエットと見事に調和し、強烈な存在感と高級感を主張している。
また、フロント・ホイール背後のボディ・サイド面に陰影をつけ、空気を切り裂いて駆けぬけるイメージを与える一方で、リヤ・ホイールの周辺は駆動力を象徴する力感のあるデザインとすることで、車全体のシルエットにダイナミックな動きを与え、たくましい重厚感を演出している。
リヤ・デザインは、水平なラインと車両下部の中央に向かって収束する斜めのライン、サイドに大きく張り出したLEDテール・ライトの相互作用により、広い車幅と低重心に設計されたシルエットを形成すると共に、ゆったりとした存在感を演出している。
スポーティーな走行を可能とする機能性と、高級感のある室内空間を両立
室内空間は、外装デザインと調和させ洗練された高級感をまといながら、前後方向への意識を強調するように設計されており、乗員の視線が自然と前方へ向かい、高い走行性能への期待感を煽るようなデザインとなっている。高い操作性を確保するために、スイッチ類は明確にグループ分けされ、運転を妨げない位置に分かりやすく配置されている。
シフト・ノブは透明度が非常に高いクリスタルで作られた、クラフテッド・クリスタル・フィニッシュを採用し、その中には数字の「8」が浮かび上がる仕様となっている。さらに、ベンチレーション付きの上質なメリノ・レザー・シートや、アンビエント・ライトを標準装備とし、スポーティーさと共に、ラグジュアリーなモデルであることを、乗るたびに感じさせる。
最先端の運転支援システム
新型BMW 8シリーズ カブリオレには、新型BMW 8シリーズ クーペと同様に、最先端の運転支援システムを標準装備している。アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)およびレーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、ステアリング&レーン・コントロール・アシスト、サイド・コリジョン・プロテクションおよび衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロス・トラフィック・ウォーニングが装備されている。
更にパーキング・アシスタントには、リバース・アシスト機能が採用され、車両が直前に前進したルート最大50mまでを記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能となっている。この機能を活用することで、例えば日本に多数点在する細い道に誤って迷い込んだ際など、安全かつ正確に、元のルートに復帰することが可能となる。
新しい表示・操作コンセプト「BMW Operating System 7.0」の導入
新型BMW 8シリーズ カブリオレには、新しいBMWの操作システム「BMW Operating System 7.0」を導入している。これは、ドライバーに必要な情報を適切なタイミングで伝えることをコンセプトにした表示 / 操作コンセプトで、10.25インチのコントロール・ディスプレイと、12.3インチのフル・デジタル・メーター・パネルを、それぞれ自分用にカスタマイズすることを可能としている。コントロール・ディスプレイは、タッチ操作に対応して、より使いすく最適化されたメニュー表示により、様々な機能や設定にアクセスしやすくなる他、状況に応じて変化するコンテンツも装備されており、スポーツ走行時などに、コーナリングの際の横方向加速力を表示させる設定にすることも可能となっている。そして、ステアリング・ホイールのボタン、センター・コンソール付近に配置されているiDriveコントローラー、タッチ操作に対応したディスプレイ、さらに音声コントロール及びジェスチャー・コントロールを備えることで、状況に応じてドライバーが最も操作しやすい方法で、必要な情報 / 設定にストレス無くアクセスすることが可能である。
また、12.3インチのディスプレイを備えたフル・デジタル・メーター・パネルは、速度 / 回転数を表示する左右のメーターの間、すなわちディスプレイの中央に、ナビゲーション・マップの一部などを表示可能となった。改良されたヘッドアップ・ディスプレイと共に、より視認性が向上し、ドライバーは運転に集中しながらも必要な情報を受け取ることが可能となっている。
BMWコネクテッド・ドライブについて
BMWコネクテッド・ドライブは、車載通信モジュールにより、ドライバー、クルマ、そして取り巻く情報をITネットワークで繋ぐことで、「もしもの時に備える万全の安全性」、「カーライフを進化させる革新の利便性」、「充実の情報と最新のエンターテインメント」を提供する総合テレマティクス・サービスとして2013年に輸入車として初めて導入された。また、スマートフォン向けアプリの導入により、車両情報やニュース等へのアクセスを可能にし、顧客の利便性を向上させるサービスを提供してきた。さらに、2018年8月には、より操作性・利便性を高めた新たな機能を追加すると共に、新しいスマートフォン向けアプリ「BMW Connected」を導入し、車とユーザー、情報をシームレスに繋げ、より快適でスマートなモビリティ・ライフをサポートする新しいパーソナル・アシスタント・サービスとして生まれ変わった。
主な車両諸元
BMW M850i xDrive Cabriolet
全長4,855mm、全幅1,900mm、全高1,345mm、ホイール・ベース2,820mm、車両重量2,120kg、車両総重量2,340kg、排気量4,394cc、V型8気筒ガソリン・エンジン、最高出力530PS(390kW)/5,500rpm、最大トルク750Nm/1,800-4,600rpm、燃料消費率8.2km/L(WLTC)。