4月のセールスは力強い伸びを記録し、ＢMWグループの販売した電気駆動モデルが25万台以上を突破

• BMWグループの電気駆動モデルは４月に５２%の販売増を記録
• 電気駆動モデルは全ての販売地域で２桁台の大幅な伸びを達成
• BMWグループ全体としても４月は引き続き成長を持続
• 世界全体での累計販売台数は2.５%増の799,520台
• ４月の販売台数は1.2%増の194,889台

ミュンヘン発：

過去最高の販売を記録した第1四半期に引き続いて、BMWグループは世界中でセールスを拡大し続けている。4月はBMW、MINI、Rolls-Royceの合計194,889台を販売し、昨年の4月に比べてやや増加（+1.2%）した。同社は今年、これまでの4か月間に全世界で799,520台を販売しており、前年同期比で2.5%増加した。

BMWグループの電気駆動モデルは極めて好調なセールスを続けており、同社の好調な業績にも大きく貢献している。また、この4月には大きな節目を記録した。BMWセールス&ブランド担当取締役上級副社長のピーター・ノータは、これについて次のようにコメントしている。「大変喜ばしいことに、BMWグループの電気駆動モデルは世界中ですでに25万台以上が販売されました。4月のBMW i、BMW iPerformance、MINIエレクトリックの合計販売台数は前年同月比52%増の9,831台を記録し、累計販売台数が25万台を突破しました。今年、当社は一年で合計14万台以上の電気駆動モデルを販売するという目標を公約としており、その達成に十分な勢いを維持しています。」

BMWグループの電気駆動モデルの販売台数は、現在までの4か月間で前年同期比41.7%増の累計36,692台である。電気駆動モデルのこうした著しい販売の伸びは、米国（7,716台／+73.3%）、英国（5,059台／+25.6%）、中国本土（3,181台／+646.7%）など、多くの市場に広がっている。中国での結果は、最近発売されたばかりの現地生産によるBMW 5シリーズのプラグイン・ハイブリッド・モデルの成功によるものである。4月のBMWグループの世界全体の販売台数のうち電気駆動モデルは5%を占めているが、特定の市場ではこれよりはるかに高い数字を記録している。例えば、英国でのBMWグループの全販売台数のうち9.0%が電気駆動モデルであり、米国では7.3%を占める。すでに十分成長をしたスカンジナビア市場ではBMWグループの全販売台数の4分の1以上が電動化されたモデルであり、マレーシアでの4月のBMWグループ全販売台数の半分以上を電気駆動モデルが占めている。電気駆動モデルの4月の販売増加をけん引したモデルは、BMW 5シリーズ プラグイン・ハイブリッド（2,670台／+711.6%）、BMW X5プラグイン・ハイブリッド（1,578台／+45.8%）（複合モード燃費：3.4～3.3リッター／100 km、同電力消費量：15.4～15.3 kWh / 100 km、同CO2排出量：78～77 g/km）、およびBMW i3（2,665台／+18.3%）である。

4月のBMWブランドの世界全体での販売台数はわずかに増加し（167,275台／+1.6%）、この4か月間での累計販売台数は過去最高を更新した（684,724台／+2.5%）。ニューBMW X3の増産、全く新しいモデルBMW X2の導入、そして今年後半にはBMW X4およびBMW X5のニュー・モデルの導入が続くため、今年はBMWにとって「Xの年」となる。4月のBMW Xモデルの販売台数はBMWブランド全体の36.8%を占めており、これは前年同月比で11.1%（61,536台）増加した。今年後半にかけて新しいモデルの販売が加速するにつれ、Xモデル・ファミリーの販売はさらに拡大する見通しである。

この4か月間のMINIブランドの世界全体での販売台数は、前年同期比2.8%増の113,704台だった。また、著しい逆風にもかかわらず、同ブランド最大の市場である英国での4月のMINI販売台数（27,329台／- 0.9%）は前年同様の高水準を維持した。

多くの市場における長く厳しい冬がBMW Motorradの成長にも影響し、この4か月間の販売台数は1.1%減少（52,957台）した。BMW Motorradは今年、9種類の新型モデルを導入しており、その生産に関連する調整もまたセールスに影響を及ぼしている。こうした状況にもかかわらず、BMW Motorradは2018年も販売拡大を目指し続けている。