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MINI LIVING – BUILT BY ALL(構築)
Thu Mar 15 14:00:00 CET 2018 プレスリリース
MINIは今年、ミラノで開催されるSalone del Mobile(ミラノサローネ国際家具見本市)において、ロンドンの建築事務所Studiomamaとの協力による『MINI LIVING - BUILT BY ALL(構築)』と題したインスタレーションを公開する。
- MINIはSalone del Mobile 2018でビジョナリー・リビング・コンセプトを展示
ミュンヘン/ミラノ発:
MINIは今年、ミラノで開催されるSalone del Mobile(ミラノサローネ国際家具見本市)において、ロンドンの建築事務所Studiomamaとの協力による『MINI LIVING - BUILT BY ALL(構築)』と題したインスタレーションを公開する。この生活についてのコンセプトは、居住者と建築家との緊密な連携を可能にし、各個人の要求に対応するための優れた方法を提案している。このインスタレーションは従来の設計プロセスに対する挑戦であり、都市部における生活空間の欠乏と限りある資源という問題に対して建築がいかにして創造的な対応ができるのかを示すものである。『MINI LIVING - BUILT BY ALL(構築)』は、都市が直面する建築上の課題に対して新たに明確な手法を示すため、ミラノサローネにおいてMINIが創造する3回目のインスタレーションである。
参加を促す建築
『MINI LIVING - BUILT BY ALL(構築)』は、MINI LIVINGの根底にあるテーマ、例えば「小さな空間の創造的利用」という考え方をさらに拡張させ、参加を促すことを原則としている。ここで参加する対象とは、人間であり、個人のニーズであり、各人のアイデアであるが、これら「参加する」という行為自体が中心的な役割を担うものである。MINI LIVINGクリエイティブ・リードを勤めるオーク・ハウザーは、このインスタレーションに取り組む背景について、以下のように説明している。「現在の市場に多く存在する標準化された住宅では、個人のニーズを満たす能力に限界があります。私たちの取り組んだインスタレーション『MINI LIVING - BUILT BY ALL(構築)』は、人々にクリエイターとして積極的に関わることを促し、デザイン・プロセスの中心へと引き戻します。私たちは、生活空間の質とは、居住者が自宅でどの程度実感できるかによって決まると考えています。」
コンセプトから実現まで
インスタレーションとは別に、MINIはもう一つの体験エリアを設けている。『MINI LIVING FACTORY OF IDEAS(MINIアイデア生活工房)』では、来場者の将来的な居住空間のビジョンを模型にして作成する。MINI LIVINGのインスタレーション本体は隣接するエリアに設置されており、4つの居住空間コンセプトの他、共用キッチンや屋外ジムなどの公共エリアを展示している。これらは全て自己完結型の極小区画を生み出しており、同時に都市建築の未来にとっては建物内の何もない部屋でさえ上手活用できるということを示している。
MINI LIVINGとは
MINI LIVINGは、将来の都市生活のための創造的な建築手法を考案するために、MINIが2016年に初めて導入したイニシアチブである。MINI LIVINGは、すでに過去数年にわたり、ここミラノで『MINI LIVING – BREATHE(呼吸)』、『MINI LIVING - Do Disturb(干渉する)』といったインスタレーションを発表し、それらを通して都市部における共有および、共同で行う生活/仕事のためのビジョナリー・コンセプトを提案している。新しいインスタレーションは、イタリア・ミラノのVia Tortonaで開催されるSalone del Mobile(ミラノサローネ)で、2018年4月17日~22日まで公開される。