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圧倒的なサーキット・パフォーマンスと、4ドア・モデルとして日常走行への適合を高次元で両立させたBMW M3 CSを発表
Tue Feb 20 03:00:00 CET 2018 プレスリリース
ビー・エム・ダブリュー株式会社(代表取締役社長: ペーター・クロンシュナーブル)は、高性能スポーツ・カーBMW M3コンペティション(エムスリー・コンペティション)をベースに、2017年発売のBMW M4 CS(エムフォー・シーエス)と同等の圧倒的なサーキット・パフォーマンスを実現した、BMW M3 CSを、全国のBMW M認定ディーラーで、日本全国30台限定で、本日より販売を開始する。
- 最高出力460馬力、最大トルク600Nmを実現する3リッター直列6気筒BMWツインパワー・ターボ・エンジンを搭載。
- 軽量化された内外装や、専用にチューン・アップされた足回りにより、サーキットにおいてBMW M4 CSと同等の圧倒的な走行性能を発揮。
- 日本全国30台限定。
ビー・エム・ダブリュー株式会社(代表取締役社長: ペーター・クロンシュナーブル)は、高性能スポーツ・カーBMW M3コンペティション(エムスリー・コンペティション)をベースに、2017年発売のBMW M4 CS(エムフォー・シーエス)と同等の圧倒的なサーキット・パフォーマンスを実現した、BMW M3 CSを、全国のBMW M認定ディーラーで、日本全国30台限定で、本日より販売を開始する。
BMW M3は、サーキットでの圧倒的な走行性能と、4ドア・モデルとして日常走行での実用性を高次元で融合させたドライビング・マシンである。BMW M3 CSは、BMW M3のラインアップの中でも走行性能をさらに磨き上げたBMW M3コンペティションをベースとし、そこからさらに、サーキットでのパフォーマンスを飛躍的に高めたモデルである。
BMW M3 CSの心臓部として搭載される3リッター直列6気筒Mツインパワー・ターボ・エンジンは、BMW M3コンペティションよりも最高出力を10psアップし、トルクも50Nm増大させている。これにより、BMW M3 CSはスーパー・スポーツ・カー並みの走行性能を実現し、0~100km/hの発進加速タイムは4秒を切る3.9秒*となっている。
*: ヨーロッパ測定値
なお、今回のBMW M3 CSの発売と同時に、BMW M4 CSの2018年生産モデルも一部の装備を追加し、販売価格の改訂を行う。
メーカー希望小売価格(消費税込み)
モデル | 希望小売価格 |
BMW M3 CS | ¥15,780,000 |
BMW M4 CS | ¥16,300,000 |
■ 上記のメーカー希望小売価格は、付属品価格、税金(消費税を除く)、保険料、登録に伴う諸費用を含まない車両本体価格です。また「自動車リサイクル法」に基づく、リサイクル料金が別途必要となります。
BMW M3 CSは右ハンドル仕様のみで、BMW M4 CSは右/左ハンドル。
BMW M3 CSは、4本のテールパイプ付きツイン・フロー・スポーツ・エグゾースト・システムを装備することで、躍動感あるデザインをより強調すると共に、BMW Mモデル特有のスポーティなエンジン・サウンドを生み出す。また、CSモデル専用に調整されたアダプティブMサスペンションや、アクティブMディファレンシャルによって、各システムの介入程度等を細かく調整可能なため、ドライバーの要求に応じて、苛酷なサーキット走行から街中での安定した日常走行まで愉しむことが可能なとなっている。
外装は、BMW M3 コンペティションの存在感と躍動感を活かしながら、CFRP製の専用フロント/リヤ・スポイラーや、リヤ・ディフューザーを採用することで、スポーティな個性をより強調すると共に、軽量化と路面への密着性を高めることで走行性能を向上させている。また、BMW M3 CSは、CSモデル用に専用開発されたオービット・グレイの軽量化鍛造アロイ・ホイールを、フロント19インチ、リヤ20インチで装備している。このホイールは、高い走行性能を高次元でサポートすると共に、デザインはドイツ・ツーリング・カー選手権(DTM)のスタイルから発想されたものであり、BMW 2002のオマージュのようなカラー・テーマと共に、サーキットに映える特別な演出となっている。
内装には、軽量化されたセンター・コンソールを採用することで、高い走行性能をサポートしている。シートには、スポーティで洗練されたブラックを基調とし、シルバーのアクセントが添えられたブラック&シルバー・ストーンのメリノ・レザー・シートを採用すると共に、M3 CSと刻まれた専用レタリングによって特別なモデルであることを印象付けている。
サーキット走行に特化した革新的なドライビング・ダイナミクス
BMW M3 CSに搭載されたアダプティブMサスペンションは、コンフォート、スポーツ、スポーツ+の3つのモードからモードを選択可能で、走行状況に応じたダンパー設定を選択することが出来る。市街地では、コンフォート・モードを選択することで最適化された走行快適性を実現し、高速走行時ではスポーツ・モードによってダイナミックな走りを体感することが可能である。サーキット等ではスポーツ+モードを選択することで、サスペンションが最も硬く設定され、モデルが持つ運動性能を最大限活かすことが可能となる。
アクティブMディファレンシャルは、様々な走行環境下において高水準なトラクションと安定性を実現する。ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)と常に連携し、アクセル・ペダルの踏み込み度合い、ホイール回転数、ヨーレートも考慮し、走行状態に応じて素早く確実に反応する。特に、サーキットなどの過酷な走行条件では、コーナーでの加速や、路面の摩擦係数の変動などの情報を常に収集し、各システムがトラクションを最適化させ、車両の安定性を確保する。通常は、ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)によって、エンジンとブレーキを制御することで、アンダーステアやオーバーステアの挙動を抑制し、車両の安定性を確保するが、BMW M3 CSのMダイナミック・モード(MDM)は、ホイール・スリップの許容範囲が拡大され、軽度のドリフト走行を可能にする。そのため、特にサーキットでのスポーティでダイナミックな走行を愉しむことが可能である。
主な車両諸元(ヨーロッパ仕様値)
全長4,671mm、全幅1,877mm、全高1,424mm、ホイールベース2,812mm、車両重量1,585kg、排気量2,979cc、直列6気筒ガソリン・エンジン、最高出力460PS(338kW)/6,250rpm、最大トルク600Nm/4,000-5,380rpm
BMW M3 CSの主な装備
- 専用CFRP製フロント・スプリッター
- 専用M アロイ・ホイールVスポーク・スタイリング763M(オービット・グレー塗装)
フロント:255/35 R19
リヤ:285/30 R20 - 専用CFRP製リヤ・スポイラー/リヤ・ディフューザー
- 専用ダーク・カラー・LEDテール・ランプ
- 専用バケット・シート(レザー・メリノ: ブラック&シルバー・ストーン)
- 専用アルカンタラM スポーツ・ステアリング・ホイール(センター・マーク付)
- 専用エンジン・スタート・ボタン(レッド)
- 専用アルカンタラ・アンソラジット・トリム(CSレタリング付)/センター・コンソール/ハンド・ブレーキ
- M ドライバーズ・パッケージ
BMW M社(M GmbH)について
ドイツBMW本社を親会社とするBMW M社(1972年設立)は、3つの事業分野から構成されている。1つがBMW M3 CSなどの高性能モデル、および、M Sportなどに採用される専用部品の開発である。2つ目が市販モデルには設定の無い特殊なカラーや素材、装備などを使用した特別注文プログラム「BMW Individual」による車両の製造。3つ目が2輪および4輪のBMWドライビング・エクスペリエンスのカリキュラム開発および実施である。
BMW M認定ディーラーについて:
BMW M認定ディーラーは、セールス及びサービスの現場においてBMW Mモデルの顧客に対して、エクスクルーシブでプレミアムなサービスを提供することにより、BMW Mモデルのファン層をより一層強化し、顧客ロイヤリティの維持・向上を目的として2012年4月より導入された。BMW M認定ディーラーにおいては、BMW M専用展示スペースにて、最新のBMW Mモデルに触れることが可能であると共に、BMW Mの試乗車を常備し、随時、試乗可能である。また、BMW Mに特化したトレーニングを通して専門知識を有する、BMW Mセールス・コンサルタント(新車セールス担当)、BMW Mサービス・スペシャリスト(サービスにおけるトップレベルのテクニシャンであるBMWマイスター)、及びBMW M BPSセールス・コンサルタント(中古車セールス担当)を配置し、顧客からの高い要望に応える体制を整えている。