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The new BMW R nineT and R nineT Urban G/S.
Tue Nov 08 11:00:00 CET 2016 プレスキット
本プレスキットの内容は、ドイツ国内市場向け(2016年11月時点)の仕様を基準として記載されており、その他の市場においては仕様、標準装備品、オプション設定などが異なる場合もあります。本プレスキットでは、車体寸法、エンジン出力などはBMW AG発表のデータとなるため、日本仕様とは異なる場合があります。なお、仕様は随時変更される可能性がありますので予めご了承ください。
ニューBMW R nineTおよびR nineT Urban G/S:カスタム・バイクのキャラクターを持つ洗練されたロードスターとクラシック・エンデューロ・マシンの外観をまとったボクサー・フィーリング
BMW Motorradが2013年に発売したR nineTは、明らかに単に過去を手本にしたクラシック・モデルを超えたロードスターでした。
ニューBMW R nineT Urban G/Sは、スタイルこそまったく異なりますが、同様にクラシックなキャラクターを持っています。35年以上もの間BMW Motorradと共にあり続けてるGS という略称は、オンロードでもオフロードでも叶えられるモーターサイクルによる冒険、情熱、そして自由と事実上の同義語であり続けてきました。R nineT Urban G/S は、1980 年に登場した伝説的モデルである初代BMW R 80 G/S の遺伝子を受け継ぎながら、最新のテクノロジーを備えたクラシック・エンデューロ・スタイルのBMWボクサー・モーターサイクルとして現代に蘇ります。
この新しいBMWヘリテイジ・モデルは、排気量1,170 ccで出力81 kW(110 ps)を発生する力強い空油冷式ボクサー・エンジンに6速ギア・ボックスを組み合わせています。いずれのバリエーションも、欧州新排出ガス規制ユーロ4をクリアしています。テールパイプを左側に配置したステンレス・スチール製エキゾースト・システムは、クラシックなスタイリングを反映しています。
独自にカスタマイズする余地を残したモジュラー・フレーム・コンセプト
モジュラー・フレーム・コンセプトでは、例えば豊富に用意されているBMW Motorrad純正アクセサリーから各種のシートを追加するなど、BMWボクサー・モデルの外観やキャラクターをオーナーの好みに応じて変更できるだけの余地がたっぷりと用意されています。R nineT Urban G/Sのフレームは、フロント・メイン・フレーム、エンド・ピースを一体化したリヤ・メイン・フレーム、およびピリオン・フレームという 3 つのコンポーネントで構成されます。
R nineT Urban G/Sはエンデューロ・スタイルのサスペンションを装備
R nineT Urban G/Sのフロント・サスペンションは正立タイプのテレスコピック・フォークを装備していますが、リヤはR nineTと同じくセンター・スプリング・ストラットを組み合わせた BMWパラレバーを装備しています。
R nineT Urban G/S は、基本仕様ではアルミ製キャスト・ホイールを装着しています。(日本仕様はスポークホイールが標準装備)フロントには大径19インチ・ホイールと 120/70 ZR 19 のタイヤを組み合わせ、典型的なクラシック・エンデューロ・スタイルの外観に仕立てており、これとリヤに装着された17 インチ・ホイールおよび170/60 ZR 17 サイズのタイヤによって、完璧な調和を実現しています。この新しいBMWボクサーは、クラシックなスタイルをいっそう強調するため、溝の深いオフロード・タイヤ(標準ホイールではオンロード・タイヤ)を装着することも可能です。このモデルは、R nineTと同様に4 ピストン・ブレーキ・キャリパー、ステンレス・スチール・メッシュのブレーキ・ライン、直径 320 mmのブレーキ・ディスク付き高性能 ABS ブレーキ・システムにより、効果的で安定したブレーキングを保証します。滑りやすい路面でのリヤ・ホイールのスピンを防ぐために、オートマチック・スタビリティ・コントロール(ASC)も標準装備しています。(日本仕様)。
R nineT Urban G/S:初代BMW R 80 G/Sを彷彿とさせる伝統的なカラーリングとスタイリング
R nineT Urban G/Sを見れば、伝説の原点にそっくりであることがわかります。さらに、このモデルは祖先のカラー・コンセプトをほぼ変更することなく再現しています。35年以上前と同様、燃料タンクと高い位置に配されたフロント・マッドガードは印象的なライトホワイト・ノンメタリックで仕上げられ、それらと調和するヘッドライト・マスクというスタイリングは、完全に当時の BMW G/Sスタイルに合わせています。R nineT Urban G/Sは、これまでと同様に燃料タンクに2色のブルーによるデカールとブライト・レッドのタンデム・シートという往年の BMW Motorsportカラーを模したカラー・コンビネーションを特徴としています。さらにブラック仕上げのフレームも相まって、忠実に往年の伝説的モデルを再現しています。
ヘッドライト・マスクと調和したメーターパネルはアナログ式円形メーターのデザインで、スピードメーター、表示灯類、2行表示の液晶ディスプレイで構成されています。さらに最高級のディテールが、R nineT Urban G/Sを特徴付けています。これは例えば、フォーク・ブリッジやアルミ製ダブルバテッド式ハンドルバー用クランプなどの多くのアルミ鍛造パーツ等に見られます。
クラシック・エンデューロの外観を生み出すための興味深いディテールのひとつが、2ピース式のフロント・マッドガードです。スプラッシュ・ガードのフロント側はロワー・フォークブリッジに装着されており、クラシックなエンデューロ・スタイルの雰囲気を巧みに伝えます。スプラッシュ・ガードのリヤ側は、フォーク・スタビライザーと一緒にフロント・ホイールのすぐ上に装着されています。
新型R nineT Urban G/Sのハイライト:
- 排気量 1,170 ccから 81 kW(110 ps)を発生し、ユーロ 4 排出ガス規制をクリアするパワフルなフラット・ツイン・ボクサーエンジン
- カスタマイズの余地を持たせ、オーナーの好みに応じたカスタマイズを可能にするモジュラー・フレーム・コンセプト
- R nineT Urban G/S はワイヤー・スポーク・ホイールを採用し、フロントはエンデューロ・スタイルの 19 インチ・ホイールを装着
- フロントに直径 320 mmのダブル・ブレーキ・ディスクを装備
- ABS を標準装備
- オートマチック・スタビリティ・コントロール(ASC)を標準装備
- 2-in-1 エキゾースト・システム
- クリア・アルマイト仕上げの鍛造アルミニウム製フォーク・ブリッジなどの最高級ディテール
- R nineT Urban G/S は、1980年に発売された初代 R 80 G/S のエンデューロ・スタイルを踏襲
- R nineT Urban G/Sは、ライトホワイト・ノンメタリックに 2 色のブルー・デカール付き燃料タンクとブライト・レッドのシートの組み合わせで、往年の BMW Motorsport カラーを忠実に再現