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The new BMW G 310 R.
Fri May 19 03:00:00 CEST 2017 プレスキット
本プレスキットの内容は、ドイツ国内市場向け(2015年11月時点)の仕様を基準として記載されており、その他の市場においては仕様、標準装備品、オプション設定などが異なる場合もあります。本プレスキットでは、車体寸法、エンジン出力などはBMW AG発表のデータとなるため、日本仕様とは異なる場合があります。なお、仕様は随時変更される可能性がありますので予めご了承ください。
総合コンセプト
ニュー BMW G 310 R 、排気量 500 cc 以下の BMW ロードスター
単気筒、軽量、パワフルな運動性能。BMW G 310 Rは、BMWロードスターの本質を体現しています。足りないものもなければ余計なものもありません。良い意味で実用的と言えるモーターサイクルであり、市街地や郊外のいずれにおいてもダイナミックなパフォーマンスと快適な乗り心地という必要不可欠な資質を過不足なく提供します。
BMW G 310 Rは、BMW Motorradにとって初めての排気量セグメントに投入されます。そして正真正銘のBMWロードスターとして、幅広いフィールドで卓越した能力を発揮します。市街地での狭いストリートをキビキビと縫うように走るときも、カントリーロードを力強く駆けぬけるときも、どちらも同じくらい楽しむことができるモーターサイクルです。さらに並外れて低い燃費と、ゆったりとして快適なシート・ポジションにより、一度の給油で長い距離を走ることが可能です。
世界中の道を意のままに
すべて一から開発されたG 310 Rは、革新性と高品質、長年に及ぶオーナーの手を煩わせることのないパートナー関係が築けるという、BMW Motorradの本質を象徴するモデルです。BMW G 310 Rは全世界のマーケットへの対応について特別に配慮してデザインされており、多様な品質の燃料で走行が可能で、あらゆる排出ガス規制や現地法令をクリアします。そしてBMWならではのプレミアムな魅力を、排気量500 cc以下のセグメントで提供します。
BMW S 1000 Rを彷彿とさせるダイナミックなロードスター・デザイン
BMW G 310 Rの印象的なデザインは、その身軽でダイナミックなキャラクターを即座にアピールするもので、このセグメント内で強い個性を発揮します。視覚的にもBMW S 1000 Rをはじめとするアスリート・ファミリーのメンバーとしての、まぎれもない共通点を備えています。
印象的なヘッドランプを配した小柄なフロント・マスク、ダイナミックな造形のフューエル・タンク・トリム、そして目を引くフロント・セクションとダイナミックなリア・セクションによる個性的なロードスター・プロポーションが、道行くBMW G 310 Rに成熟した存在感を与えています。精密に造形されたサーフェスが、ダイナミックなサイドビューを特徴づけています。コンパクトで躍動感あふれるプロポーションと短いホイールベースが素早い回頭性を約束し、高く跳ね上げられたリア・エンドがこのバイクの俊敏な走りとスポーティなDNAを感じさせます。
BMW G 310 Rはネイキッド・モーターサイクルのキャラクターを持ちながら、ボディ・カラーで塗装された側面が、フェアリング付きモーターサイクルのようなスポーティなシルエットを作り出しています。標準装備の倒立型フォーク、高品質のマテリアル、その他のフィッティングなどの細部に漂う高級感と卓越したクラフツマンシップが、BMW G 310 Rのプレミアムな魅力を際立たせています。
革新的な単気筒エンジンは、躍動感あふれるライディングの歓びと世界中の幅広い用途への適合性を提供
ニューBMW G 310 Rで最も注目すべきポイントは、全く新たに開発された排気量313 ccの液冷単気筒エンジンです。このパワー・ユニットは4バルブ・ダブル・オーバーヘッド・カムシャフト(DOHC)に電子制御燃料噴射システムを装備。ボア80 mm x ストローク 62.1 mmから313 ccの排気量を得ています。
このエンジンの最も目立つ特徴は、オープンデッキ構造で後方に傾斜したシリンダーを備え、シリンダー・ヘッドの向きを180度回転させてインテークを前側に配置している点です。最高出力 25 kW(34 PS)/9,500 rpm、最大トルク 28 Nm/7,500 rpmを発生するエンジンと158.5 kgというきわめて軽い空車重量(DIN規格準拠)との組み合わせが、ニューG 310 Rの優れた運動性能を支えます。
洗練されたエルゴノミクスと扱い易いライディング・レスポンス
ニューG 310 Rはリラックスできるシート・ポジションにより、ストレスのない気楽なモーター・サイクリングを提供します。BMWのモーターサイクルに共通する特徴として、あらゆるスイッチ類や操作系はシンプルで、安全に取り扱うことができます。簡単で安全に操作できることを最重要と考え、ライダーの体格の多様性も考慮しています。
このモーターサイクルは驚くほど機敏な身のこなしでバンクしながら旋回し、しかもニュートラルで素直な挙動を示します。長い高速コーナーでの方向安定性にも優れ、快適性を損なうことなく高いスポーツ性能を発揮します。きわめてコンパクトな車体を持ち、快適なツーリングからスポーティでダイナミックなライディングまで幅広い守備範囲をこなすニューBMW G 310 Rが、このセグメントでこれまでにない新たなライディングの世界を切り拓きます。
頑丈なスチール製チューブラー・フレームと倒立式フォーク、長いスイングアームが優れた走行安定性と正確なステアリング・レスポンス、安定したハンドリングを提供します。ニューBMW G 310 Rのフレームは、捩り剛性が高く、極めて頑丈なグリッド構造のスチール製チューブラー・フレームと、ボルトオン式リア・フレームで構成されています。フロント・サスペンションは頑丈な倒立式フォークで、リアはアルミ製スイングアームと、それにダイレクトにマウントされたスプリング・ストラットという組み合わせを採用しています。
高性能ブレーキ・システム、ABS標準装備、マルチファンクション・メーターパネル
他のすべてのBMW製モーターサイクルと同様、ニューG 310 RもABSを標準装備しており、加えてパワフルなブレーキ・システムと2チャンネル式ABSを組み合わせています。フロントのシングル・ディスクには、ラジアル・マウント方式でボルト留めされた4ピストン固定式キャリパーと直径300 mmのディスクを組み合わせ、強力かつ安定したブレーキングを実現します。リアには2ピストン・フローティング・キャリパーと直径240 mmのディスクを装備します。BMW G 310 Rのメーターパネルは大型液晶ディスプレイを備え、各種の情報を極めて明瞭に表示します。
ニューBMW G 310 Rのハイライト:
- 革新的な液冷式単気筒エンジン、ダブル・オーバーヘッド・カムシャフト(DOHC)、後傾シリンダー配置、吸気系を前方に配置
- 最高出力 25 kW(34 PS)/9,500 rpm、最大トルク 28 Nm/7,500 rpm
- 頑丈なスチール製チューブラー・フレームと倒立式フォーク、ロング・スイングアームが高い安定性と正確なステアリング・レスポンス、安定したハンドリングを提供
- フロント・タイヤ:110/70 R 17、リア・タイヤ:150/60 R 17
- 高性能ブレーキ・システムにABSを標準装備
- 洗練されたエルゴノミクスとマルチファンクション・メーターパネル
- 785 mmの低いシート高
- BMW S 1000 Rを髣髴とさせるダイナミックなロードスター・デザイン
- BMW Motorradがミュンヘンで開発し、パートナー企業のTVSモーター・カンパニーがインドで生産
- 他のBMW Motorradと同様、高品質なオプション・アクセサリーによってカスタマイズが可能