BMWグループ本社が オリヴァー・ツィプセを新しい生産担当取締役に指名

ミュンヘン発：

ドイツBMWグループ本社は、本日開催の取締役会において、本年5月13日の年次株主総会後に就任する同社の新しい生産担当取締役 上級副社長に、オリヴァー・ツィプセを指名した。ツィプセは年次株主総会後に代表取締役社長兼会長に就任する、現・生産担当取締役 上級副社長であるハラルド・クルーガーの後任となる。

オリバー・ツィプセ（51歳）はBMWにおけるキャリアを1991年に研修生としてスタートさせた後、英国オックスフォード工場長、生産技術企画本部長を含む様々な管理職を経験した。現在はBMWグループにおいて企業企画および製品戦略部門の本部長を務めている。

BMWグループ本社監査役会会長であるヨアキム・ミルベルクは「オリヴァー・ツィプセは国際的なBMWグループの生産ネットワークで幅広い経験を積んできた。今回の役員人事によりBMWグループの継続的な成長のための方向性が確固たるものとなる」と述べた。

BMWグループについて

BMWグループは、BMW、MINI、ロールス･ロイスの3つのプレミアム・ブランドを擁する、自動車およびモーターサイクルのトップ・メーカーのひとつであり、プレミアムなファイナンシャル／モビリティ・サービスのプロバイダーとしても活動している。グローバルな企業として、現在、世界14ヵ国に30の製造工場を有し、140ヵ国以上に販売網を構築している。

2014年における自動車総販売台数は2,118,000台、モーターサイクルは123,000台となっている。同年度の税引前利益は87.1億ユーロ、売上高は約804億ユーロを計上した。また、2014年12月末時点における従業員数は116,324名である。

BMWグループは常に長期的な視野と責任ある行動を企業の指針とすることで成功をおさめており、その結果、すべてのバリュー･チェーンにおける環境的および社会的持続性、責任のある製品作り、さらには資源保護に対する明確なコミットメントを企業戦略の不可分な要素として確立している。