PressClub Japan · 記事.
The new BMW 4 Series Gran Coupe.
Sun Feb 02 00:00:00 CET 2014 プレスキット
本プレスキットの内容は、ドイツ国内市場向け(2014年2月時点)の仕様を基準として記載されており、その他の市場においては仕様、標準装備品、オプション設定などが異なる場合もあります。本プレスキットでは、車体寸法、エンジン出力などはBMW AG発表のデータとなるため、日本仕様とは異なる場合があります。なお、仕様は随時変更される可能性がありますので予めご了承ください。...
ニューBMW 4シリーズ グラン クーペ。
概要。
BMWで初めて、プレミアム・ミドル・クラスの4ドア・クーペとしてBMW 4シリーズ グラン クーペを導入します。100キロメートル走行あたりの燃料消費量が8.1~4.5リッター、また1キロメートル走行あたりのCO2排出量が189~119 gという数値を記録するこのニュー・モデルにより、BMWはモデル・レンジをさらに拡張します。BMW 4シリーズ グラン クーペは、クーぺ、そしてカブリオレに続く3つ目のBMW 4シリーズ・モデルであり、このモデル・シリーズは、バランスのとれたプロポーションと、これまでのどのミドル・クラス・シリーズよりも全長が長く、全幅が広く、ダイナミックな外観を特徴としています。BMW 4シリーズ グラン クーペは、2ドア・クーペの特徴であった上品な外観に4ドア・モデルの機能性、そして大きく開くテールゲートの下にある広い空間を結び付けたモデルです。
・ミドル・クラスにおける優美さと豪華さの新たな基準。
BMW 4シリーズ グラン クーペのボディ寸法は、全長4,638mm、全幅1,825mm、ホイールベース2,810mmで、2ドア・クーぺと全く同じです。この2つのモデルのフロント・エンドは、ダブル・キドニー・グリル、4灯式丸型ヘッドライト、フロント・エプロンの大型エア・インテークといったBMW特有のデザイン的特徴を共有しています。ただし、BMW 4シリーズ グラン クーペではルーフの位置が12 mm高く、長さが112 mm伸ばされており、そのラインがリヤに向けて緩やかに下降しています。BMW特有のショート・オーバーハング、ロング・エンジン・フード、そしてリヤよりのパッセンジャー・セルというプロポーションによってBMW 4シリーズ グラン クーペは完璧なバランスを実現しており、しかもモデル・シリーズの中でも最も強い存在感を示しています。
この長いルーフ・ラインは、BMW 4シリーズ グラン クーペの優美さと豪華さを強調し、ミドル・クラス・モデルにおける美しさの新たな基準を打ち立てるだけでなく、実用的なメリットも持っています。それは室内のヘッドルームを拡大し、座り心地を向上させることへの貢献です。ラゲージ・ルーム容量も2ドア・モデルより35リッター大きい480リッターを確保しており、BMW 4シリーズ グラン クーペは日常使用においても優れた使いやすさを誇ります。
・機能性エレメントを採り込んだダイナミックでエレガントなコンセプト。
2ドア・クーペとは異なり、BMW 4シリーズ グラン クーペにはドアが4枚あるため乗降性が大幅に向上しています。ドアはフレームレス仕様になっていて、BMWのミドル・クラス・クーぺ特有のデザイン的特徴を持ち、車両コンセプトのエレガンスを強調しています。この4+1シーターの機能的なエレガンスを引き立てるのが、ブラック・パネル・ディスプレイを採用した極めて読み取りやすい丸型メーターと独立型デザインのiDriveフラット・スクリーン・モニターです。大きく開くテールゲートとフラットでアクセスしやすいローディング・フロアによって、リヤ・コンパートメントへの積み降ろしも容易です。分割可倒式リヤ・シート・バックレストは、希望に応じて40:20:40の割合で個別にも同時にも倒すことができ、さらなる使いやすさを提供します。ラゲージ・ルームの容量は最大1,300リッターで、プレミアム・クラスの4ドア・クーぺではクラス最高値を記録しています。最大限の快適性を提供するため、オートマチック・テールゲートを標準装備しています。希望に応じて、足先をかざす動きで作動するスマート・オープナーも装備できます。
・3つのデザイン・ライン、Mスポーツ・パッケージ、BMW Individualプログラムなどの豊富なカスタマイズ・オプション
BMW 4シリーズ グラン クーペのインテリアには優美さと豪華さが備わり、それらが優れた人間工学的デザイン(エルゴノミクス)と結び付けられています。すべての操作部は、ドライバーが操作しやすいような最適な位置に配置されています。前席エリアでは、ラインとサーフェスを重ねて巧みに空間を分割するレイヤリング原理によって、BMW特有のドライバー・オリエンテッドなレイアウトが表現されています。コクピットから始まるラインは、リヤに向かってフロント・ドアやBピラーを通り、後席まで流れています。これらのラインが前席および後席のシートにつながりをもたらし、また左右から互いに内側に向かうドア内側のデザインにもつながっています。リヤ・シート・ベンチは2つのシングル・シートのフォルムにデザインされていますが、中央も追加のシートとして利用できるため、このクルマは4+1シーターというレイアウトとなるのです。そして極めて優れた素材の組み合わせと卓越したワークマンシップが、ニューBMW 4シリーズ グラン クーペのプレミアムな雰囲気を強調しています。モデル発売時点から基本仕様の他に3つのデザイン・ラインとMスポーツ・パッケージを用意し、幅広いカスタマイズの選択肢を提供します。さらにBMW Individualプログラムでは、専用高級レザーやエクステリア・カラー、専用19インチ・アロイ・ホイールを取り揃え、市場導入時から、極めてエクスクルーシブな外観をご提供します。
・導入と同時に4気筒および6気筒ガソリン・エンジンと2種の4気筒ディーゼル・エンジンを用意。
ニューBMW 4シリーズ グラン クーペが市場に導入される時点では、パワフルで洗練されていて低燃費の5つのエンジンを用意します。その最上位機種がBMW 435iに搭載される排気量3.0リッターの直列6気筒ガソリン・エンジンで、100キロメートル走行あたりの燃費値は11.4リッター(市街地)/6.2リッター(郊外)/8.1リッター(複合)を、また1キロメートル走行あたりのCO2排出量は189 g(複合)を記録し、最高出力225 kW[306 ps]を発生します。BMW 428iグラン クーペでは、燃費値は8.9リッター(市街地)/5.3リッター(郊外)/6.6リッター(複合)/100 kmで、CO2排出量は154 g/km(複合)を記録し、またBMW 420iグラン クーペの燃費は、同様に8.7リッター(市街地)/5.1リッター(郊外)/6.4リッター(複合)/100 km、CO2排出量が149 g/km(複合)です。これらのモデルには、排気量2.0リッターで軽量かつ高出力の2種類の4気筒エンジンを搭載しており、最高出力はそれぞれ180 kW[245 ps]、135 kW[184 ps]です。2つの4気筒ディーゼル・エンジンは、BMWのすべての自己着火式エンジンと同様に、スムーズな作動と大きなトルク、そして卓越した効率性を実現しています。BMW 420dグラン クーペの燃費は5.8リッター(市街地)/4.1リッター(郊外)/4.7リッター(複合)/100 kmを記録し、CO2排出量は124 g/km(複合)で、最高出力は135 kW[184 ps]を発生します。平均燃費は装着するタイヤによって異なりますが、100キロメートル走行あたりわずか4.7~4.9リッター(スポーツ・オートマチック・トランスミッション車の場合は4.6~4.7リッター)を誇り、静止状態から100 km/hまでの加速時間はわずか7.7秒(スポーツ・オートマチック・トランスミッション車は7.5秒)です。BMW 418dグラン クーペは燃費が5.4リッター(市街地)/4.0リッター(郊外)/4.5リッター(複合)/100 kmで、CO2排出量は119 g/kmを記録し、最高出力は105 kW[143 ps]、100キロメートル走行あたりの平均燃費は4.5~4.7リッターです。
すべてのディーゼル・エンジンおよびガソリン・エンジンは、最新のBMWツインパワー・ターボ・テクノロジーを採用し、EU6排出ガス基準をクリアしています。これら最先端のエンジンは、傑出したレスポンスと高い動力性能に低燃費および低排出ガスという能力も併せ持っています。
・xDriveの他、2つのステップトロニック・トランスミッションが選択可能。
BMW 428iグラン クーペおよびBMW 420dグラン クーペには、発売時点ですでにオプションとしてインテリジェント四輪駆動システムBMW xDriveが用意されています。BMW 428iグラン クーペxDriveの燃費は、市街地9.0/郊外5.5/複合6.8リッター/100 kmで、CO2排出量は159 g/km(複合)です。BMW 420dグラン クーペxDriveの燃費は、市街地6.1/郊外4.2/複合4.9リッター/100 km、CO2排出量129 g/kmです。どちらも6速マニュアル・トランスミッションが標準装備されていますが、すべてのエンジンにオプションで8速ステップトロニックまたは8速ステップトロニック・スポーツ・トランスミッションを装備することができます。その場合ステアリング・ホイールにパドル・スイッチが装備され、ハンドルから手を離さずにギヤ・チェンジができます。
・BMW EfficientDynamics:スポーティなパフォーマンスと低燃費。
BMW 4シリーズ グラン クーペのエクステリアからは、エレガントな美しさや運動性能の高さだけでなく、比類ない効率性も予感させます。こうしたキャラクターは、このクルマのあらゆる部位に採用されているBMW EfficientDynamics開発戦略による対策の結果といえます。これには、インテリジェント・ライトウェイト構造コンセプトやフラットなアンダー・フロア、さらにエア・カーテンやエア・ブリーザーなどにより最適化されたエアロダイナミクス、燃費を最適化したガソリン・エンジンおよびディーゼル・エンジンなどが組み合わされています。燃費および排出ガス特性の向上には、エンジン・オート・スタート・ストップ機能、ブレーキ・エネルギー回生システム、シフト・ポイント・インジケーター、オンデマンド制御の補機類なども貢献しています。オートマチック・トランスミッション(ステップトロニック)を装備すると、さらに燃料の節約を可能にするECO PROモードを利用でき、コースティング・モードでさらに燃費を削減できます。
・BMWコネクテッド・ドライブ:100パーセントのネットワーク化。
BMW 4シリーズ グラン クーペでも、BMWコネクテッド・ドライブが提供する様々なオプションを利用することができます。例えば、フルカラー表示のヘッドアップ・ディスプレイやナビゲーション・システム・プロフェッショナル、ドライビング・アシスト、眩惑防止機能付きハイビーム・アシスタント、アクティブ・プロテクション、さらに最新鋭のストップ&ゴー機能付きアクティブ・クルーズ・コントロールなどが提供されます。革新的なインターフェース・テクノロジーの採用により、スマートフォンも簡単に接続できます。このテクノロジーを利用して、AudibleやDeezerなど、近年急速に拡張しているアプリの機能を車内で利用できます。
ニュー・モデルに関する公式な燃料消費量とCO2排出量、電力消費量に関する詳しい情報については、正規ディーラーおよびDAT(Deutsche Automobil Treuhand GmbH, Hellmuth-Hirth-Str. 1, 73760 Ostfildern-Scharnhausen, Germany、および同社ウェブサイト:http://www.dat.de/angebote/verlagsprodukte/leitfaden-kraftstoffverbrauch.html)から無料で入手可能な「新車の燃料消費量とCO2排出量および電力消費量についてのガイドライン」に掲載されています(LeitfadenCO2:PDF ‒ 2.7 MB)。
詳細は添付のプレスキットをご覧ください。
1. ニューBMW 4シリーズ グラン クーペ。(概要)
2. コンセプトとデザイン。
エクスクルーシブなモビリティ、エレガントな機能性。
3. パワートレイン。
効率的でパワフルなエンジン。
4. ドライビング・ダイナミクスとBMW EfficientDynamics。
スポーティで俊敏、高効率。
5. BMWコネクテッド・ドライブ。
快適性、安全性、インフォテイメントとエンターテイメント。
6. 主要諸元。