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2013年「エンジン・オブ・ザ・イヤー」:BMWグループが2部門 制覇
Thu Jun 06 04:30:00 CEST 2013 プレスリリース
BMWグループは「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー」での輝かしい受賞記録を、今年も2つのエンジンの大賞受賞によって更新した。世界的に名高いコンテストでのこの新たな功績は、スポーティなパフォーマンスを既存のBMWとMINIのモデルに効率的に盛り込んだ、2つのドライブ・ユニットのおかげといえる。BMW 1シリーズや、3シリーズ、5シリーズなどに搭載されている、BMWツインパワー・ターボ・テクノロジー採用の2.0リッターの4気筒エンジンは、昨年に引き続き排気量1.8~2.0リッター部門で大賞を受賞した。さらに、MINIクーパーSに搭載の1.6リッターの4気筒エンジンは3年連続での受賞を達成した。「エンジン・オブ・ザ・イヤー」は、2013年6月5日にシュトゥットガルトで行われたエンジン・エキスポにて発表、表彰された。
> 排気量2.0リッターのBMWツインパワー・ターボ・テクノロジー搭載エンジンと、1.6リッターMINI Cooper Sのエンジンがそれぞれの部門で大賞を受賞。
ミュンヘン/シュトゥットガルト発:
BMWグループは「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー」での輝かしい受賞記録を、今年も2つのエンジンの大賞受賞によって更新した。世界的に名高いコンテストでのこの新たな功績は、スポーティなパフォーマンスを既存のBMWとMINIのモデルに効率的に盛り込んだ、2つのドライブ・ユニットのおかげといえる。BMW 1シリーズや、3シリーズ、5シリーズなどに搭載されている、BMWツインパワー・ターボ・テクノロジー採用の2.0リッターの4気筒エンジンは、昨年に引き続き排気量1.8~2.0リッター部門で大賞を受賞した。さらに、MINIクーパーSに搭載の1.6リッターの4気筒エンジンは3年連続での受賞を達成した。「エンジン・オブ・ザ・イヤー」は、2013年6月5日にシュトゥットガルトで行われたエンジン・エキスポにて発表、表彰された。
他社には真似できない素早いパワー伝導とその効率の良さは、BMWグループが「エンジン・オブ・ザ・イヤー」において優秀な成績を収め続けるための土台である。今年は、35ヵ国から集まった国際的な自動車ジャーナリスト84名により、各賞の受賞が決められた。2部門での「インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー」受賞は、BMWグループのドライブ・システム・テクノロジーの分野における専門性のさらなる発展が国際的に認められたことの強い裏付けとしても受け取ることができる。1999年以降、このコンテストでBMWグループは、部門、総合合わせて60もの大賞を受賞してきた。
BMWのツインパワー・ターボ・テクノロジーは、排気量1.8~2.0リッター部門制覇の鍵となった。受賞した直列4気筒BMWツインパワー・ターボ・エンジンには、ツイン・スクロール・ターボチャージャー、高精度ダイレクト・インジェクション・システム、そして、バルブトロニック(無段階可変バルブ・リフト)も組み込まれている。このエンジンは、現在、BMW 320i、BMW 328i、BMW 523i、BMW 528i、BMW X1 sDrive20i、BMW X1 xDrive20i、BMW X1 xDrive28i、BMW X3 xDrive20i、BMW X3 xDrive28i、BMW Z4 sDrive20iに搭載されている。
もうひとつのBMWグループの大賞受賞エンジンも、3年連続で審査員をそのスポーツ・パフォーマンスと燃費の良さの圧倒的なバランスで魅了した。MINIの1.6リッター4気筒ツインパワー・ターボ・ユニットは、排気量1.4~1.8リッター部門ではもはや敵無しであり、オーバーブースト機能のついたツインスクロール・ターボ・チャージングや、ガソリン直噴システム、バルブ・トロニック・システムに基づいたバルブ制御システムを誇っている。この最高出力135 kW/184 hp のエンジンは、MINI Cooper Sが7秒で時速100kmまで加速するのを可能にし、さらにEUのテスト・サイクルにおいてガソリンの消費量を5.8リッター/100kmに抑えることに成功した。この低燃費なドライブ・ユニットは、現在MINI Cooper S CrossoverとMINI Cooper S Pacemanに搭載され、4輪駆動システムと組み合わせることも可能である。