PressClub Japan · 記事.
エレガントなスタイリストが優れたオールラウンダーに出会う:MINI PacemanとMINI Crossoverが、プレミアム・コンパクト・セグメントにさらなる多様性とドライビングの愉しみをもたらす。
Wed Mar 20 23:59:00 CET 2013 プレスリリース
同じ遺伝子を持ち、異なるハーモニーを奏で、駆けぬける2つのモデル。 すでに成功を収めているMINI CrossoverにMINI Pacemanが加わり、さらなるドライビングの愉しみを求めるコンパクト・プレミアム・カーの顧客の要望に応える。 MINIブランドは、MINIモデル・レンジに新しい革新的な車両コンセプトを追加するという方針を推し進めている。これにより、大型テールゲートを備えた初の4ドアMINIに続き、クラス初のスポーツ・アクティビティ・クーペが登場した。
- 初のスポーツ・アクティビティ・クーペの導入により、新しい領域に踏み込む英国ブランドの足どりが一層軽快に。
ミュンヘン発
同じ遺伝子を持ち、異なるハーモニーを奏で、駆けぬける2つのモデル。
すでに成功を収めているMINI CrossoverにMINI Pacemanが加わり、さらなるドライビングの愉しみを求めるコンパクト・プレミアム・カーの顧客の要望に応える。
MINIブランドは、MINIモデル・レンジに新しい革新的な車両コンセプトを追加するという方針を推し進めている。これにより、大型テールゲートを備えた初の4ドアMINIに続き、クラス初のスポーツ・アクティビティ・クーペが登場した。
2モデルに共通する主な特徴は、4mを超える全長と4輪駆動システムALL4である。さらにMINI Pacemanは、そのスポーツ性能とエレガンスによって決定づけられている独自のスタイルにより、新しいターゲット・グループに向けてMINIブランドの拡大を図るにあたり、フレッシュな勢いをもたらしている。MINI Crossoverは、その優れたオールラウンダーとしての特長により、顧客層の開拓に成功してきた。CrossoverはMINIのコンパクト・セグメントへの進出を先導し、早々にベストセラーとしての地位を獲得、世界販売台数は2012年だけでも10万2,000台に達している。
MINI CrossoverとMINI Pacemanはどちらも、MINI特有のプロポーションおよびデザイン特徴を備え、それらを各モデル独自の個性に融合させている。MINI Crossoverは、ひと目見ただけでわかる堅牢で多様性に富むルックスにより、アーバン・モビリティに新境地を開く能力を際立たせている。大型ヘッドライト・ユニットの独特な形状や、ルーフの印象的な「ヘルメット」フォルムなどのディテールは、MINIのデザイン手法をさらに拡大するものであり、コンパクト・セグメントに見間違えることのない痕跡を残している。
MINI Pacemanも同様にパワーと存在感を放つ。緩やかに下向きに傾斜するクーペのルーフ・ライン、長いドア、後方へ向かうにつれて細くなるサイド・ウインドウ、そして筋肉質のリヤ・エンドが、この3ドア・ニュー・モデルのスポーティなエレガンスに人々の注目を集めるのに役立っている。MINI Pacemanのデザインとオーラは、ドライバーを待ち受ける愉しみを確実に予感させるものである。標準装備に含まれる低車高のスポーツ・サスペンションは、エンジンのパワーと4輪駆動システムALL4の能力における信頼性をはっきりと示し、市街地やカーブの多い田舎道などで無敵の俊敏性を発揮する。
MINI Pacemanには、最高出力82kW[112ps]~135kW[184ps]の4種類のエンジンが用意されている(ガソリン・エンジン2種類、ディーゼル・エンジン2種類)。標準装備の6速マニュアル・トランスミッションの代わりに、6速オートマチック・トランスミッションを注文することもできる。MINI Crossoverには、さらにエントリー・レベル・バリエーションとして、MINI One Crossover(72kW[98ps])およびMINI One D Crossover(66kW[90ps])の2モデルが含まれる。最高出力レベルが最も高いモデルでは、CrossoverとPacemanは再び合流し、両モデルで魅力的なJohn Cooper Worksのハイパフォーマンス・モデルのベースとなっている。MINI John Cooper Works PacemanとMINI John Cooper Works Crossoverは、レースで培われたターボ・チャージャー付きエンジンを搭載し、最高出力160kW[218ps]のパワーを発揮、ALL4システム(標準装備)により全輪で路面に伝達する。これらの2つのモデルは、加速性能ではほとんど違いがないものの(0-100km/h[62mph]加速はそれぞれ6.9秒と7.0秒)、やや軽量でエアロダイナミクス効果に優れた3ドア・モデルの方が、わずかながらパフォーマンスは上回っている。
ALL4は、MINI PacemanおよびMINI Crossoverの両方で、3種類のエンジン用に選択することができる。 いずれの場合も、エンジンの駆動力は、電磁式センター・ディファレンシャル・ドライブによって前後軸間で無段階に配分される。ALL4システムの制御エレクトロニクスは、ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)システムの制御装置に直接組み込まれている。これにより、あらゆる路面および天候条件下で、必要な場所に駆動力が伝達される。これらのシステムにより、状況の変化に迅速かつ正確に反応することで、トラクションおよび走行安定性が最適化されるだけでなく、ダイナミックなコーナリング時の俊敏性も向上している。
またALL4は、起伏の激しい荒れた地勢において、ドライビングの愉しみというこのクルマの比類ないブランドの力を体験させてくれる。しかし、MINI PacemanおよびMINI Crossoverが多様性を発揮するのは、オフロードを駆けぬけるときに限られない。MINI Pacemanは4つの独立式シートでドライバーおよび同乗者に広々としたゆとりと優れた乗り心地を提供し、またMINI Crossoverは同様のメリットを5人もの乗員にもたらす。
広く、多様な使い方ができるラゲージ・コンパートメントの利点は、日常的な走行でも、ロング・ドライブでも明らかである。リヤ・シート・バックレストを折り畳むと、MINI Pacemanのラゲージ・コンパートメントの容量は330リッターから1,080リッターにまで拡大できる。一方、MINI Crossoverのラゲージ・スペースの特徴は、非常にフレキシブルな使用が可能なことである。Crossoverに標準装備される3席のリヤ・ベンチのバックレストは40 : 20 : 40の分割可倒式で、これによりラゲージ・コンパートメント容量は350リッターから最大1,170リッターにまで拡大可能である。両モデルとも、モデル専用のストレージ・パッケージ(オプション)を注文することで、機能性を一段と高めることができる。MINI PacemanおよびMINI Crossover向けに専用で調整されているMINIセンター・レール・ストレージ/アタッチメント・システムは、どちらのモデルにも標準装備として含まれている。
MINIの伝統を踏まえ、MINI PacemanおよびMINI Crossoverで利用可能なパーソナリゼーション・オプションは、きわめて多岐にわたる。オーナー自身のスタイルにきめ細やかに合わせた構成とするためのベースとなるのは、ボディの塗装仕上げ、ルーフとドア・ミラー・キャップのコントラスト・カラー、アロイ・ホイール、ボンネット・ストライプとスポーツ・ストライプ、インテリア・カラー、シート地のオプション、インテリア・トリム・ストライプ、カラー・ラインなどである。
それらのすべてにより、異なるキャラクターを持つこれら2つのモデルに共通する、もうひとつの特徴が明らかとなる。それは、MINI PacemanおよびMINI Crossoverの1台1台が顧客仕様書に合わせて作られるため、新しいオーナーと同じくらいあらゆる点において個性的でいられる、ということである。